研究・産学官連携の研究TOPICS 【法学部】西嶋准教授が『安達峰一郎記念賞』を受賞

【法学部】西嶋准教授が『安達峰一郎記念賞』を受賞

国際法研究の優れた業績を顕彰する『第58回 安達峰一郎記念賞』の贈賞式が、 2025年11月21日東京・一ツ橋の如水会館において開催され、法学部国際政治学科西嶋美智子准教授が受賞しました。

◆受賞作品:『自衛権の系譜-戦間期の多様化と軌跡(増訂版)』(2025年3月31日発刊、信山社出版株式会社)

本書は、19 世紀から国連憲章採択までの自衛権概念の歴史を取り扱っており、特に、満州事変・日華事変・太平洋戦争についての日本の実行を政府の主張と学者の見解の双方から徹底的に分析している点、また、太平洋戦争期における「自存自衛」概念と「自衛権」概念との関係を明らかにしている点が評価され、受賞作に選出されました。


安達峰一郎記念賞

国際法に関する優れた研究業績者を奨励・助成する目的から、該当年の前年1月から該当年4月までに顕著な業績をあげた研究者のうち、概ね50歳以下の研究者を対象とし、国際法の分野で高い見識と実績を持つ優れた学者に推薦された研究者について選考委員会において選考し受賞者を決定表彰する。

■安達峰一郎記念賞
https://m-adachi.or.jp/scholarship01.html


西嶋美智子准教授 受賞コメント

この度は栄誉ある賞をいただき、大変光栄に存じます。このような賞をいただけましたのも、温かくご指導・ご支援くださった皆様、そして本学の自由で恵まれた研究環境のお陰であり、心より感謝申し上げます。
研究と育児との両立には難しさを感じることもありますが、研究を続けられることに感謝しつつ、国際法研究と教育を通して平和な世界の実現に微力ながら貢献できるよう、今後も一層精進してまいります。



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