研究・産学官連携の研究TOPICS 看護学科の田中佳代教授が「日本糖尿病教育・看護学会 フロンティア賞」を受賞
看護学科(母性看護学)および大学院医学研究科(助産学分野)の田中佳代教授が、「一般社団法人 日本糖尿病教育・看護学会 フロンティア賞」を受賞し、2026年9月に大阪で開催された「第31回日本糖尿病教育・看護学会学術集会」にて表彰されました。
同賞は、一般社団法人日本糖尿病教育・看護学会において、糖尿病看護の発展や推進に著しい貢献を果たした者に贈られるものです。
田中教授は長年にわたり、同学会の編集委員をはじめとする多岐にわたる委員を歴任し、学会運営に深く携わってきました。また、学術集会での成果発表や学会誌への論文投稿を通じて、糖尿病看護の学術的発展に大きく寄与してきました。
さらに、糖尿病のある女性のリプロダクティブヘルス、妊娠・出産をはじめとする生涯にわたる健康支援の充実に向けて精力的に活動。全国各地でのセミナー開催や研究会および情報ネットワークの設立など、支援基盤の構築に尽力した点も高く評価され、今回の受賞に至りました。
本学では、今後も教育・研究活動を通じ、地域および国際社会における看護・医療の発展に貢献してまいります。
田中佳代 教授のコメント
私はこれまで、助産師として、糖尿病と妊娠の観点から研究や社会活動に取り組んでまいりました。こうした活動を続けてこられたのは、多くの糖尿病をもつ女性の皆さんとの出会いに加え、共に活動してくださった糖尿病看護認定看護師や助産師の仲間の支えがあったからこそと感じております。今回のフロンティア賞は、皆さんと共に歩んできた活動を代表していただいた賞だと受け止めております。
糖尿病をもつ女性が、自らの人生の選択として結婚や妊娠を望まないことは、もちろん尊重されるべきことです。一方で、「糖尿病があるから」という理由で、結婚や妊娠をためらわざるを得ない状況は、変えていく必要があるのではないか。そうした思いを原動力に、活動を続けてまいりました。
その実現には、看護職者をはじめ、内科・小児科・産科など、さまざまな職種やの診療科のスタッフが連携し、女性一人ひとりの思いや人生の選択に寄り添いながら支援することが重要だと考えております。
今回のフロンティア賞を励みに、これからも糖尿病をもつ女性が自分らしい人生を歩めるよう、研究と社会活動を通じて、支援の充実に取り組んでまいります。