地域貢献のTOPICS 「サイエンスモール in くるめ2023」が開催されました

「サイエンスモール in くるめ2023」が開催されました

2月23日(木・祝)、福岡青少年科学館で「サイエンスモール in くるめ2023」が開催されました。

これは本学が加盟している高等教育コンソーシアム久留米が、小中学生を対象に、実験や工作などの体験を通じて、子どもたちに科学の楽しさを知ってもらおうというイベントです。2016年の初開催以来、久留米での冬季のサイエンスイベントとして市民の皆さんに定着してきましたが、昨年、一昨年はコロナ感染症拡大によりオンライン開催となり、対面開催は実に3年ぶりとなりました。

企画はコンソーシアムに加盟する久留米市内の5高等教育機関(久留米大学、久留米工業大学、聖マリア学院大学、久留米信愛短期大学、久留米工業高等専門学校)に在籍する学生が連携して開催。学生たちは、会場内にそれぞれの得意分野を生かしたブースを設置し、参加する子どもたちに学びの魅力を伝えました。

サイエンスモール in くるめ2023
サイエンスモール in くるめ2023
サイエンスモール in くるめ2023
サイエンスモール in くるめ2023

今回、本学からは商学部木下ゼミを中心とした学生有志のサークルteam.csvが、「マイクロビットによるデジタルサイコロプログラミング」「JavaScriptによるデジタルサイコロプログラミング」「ドローンプログラミング」の講座を準備しました。コンピュータサイエンス教育は、その必要性を叫ばれていながら、まだ十分には学校教育に浸透しているとはいえませんが、team.csvの講座は小学生にもわかるように教材や説明がよく工夫されており、デジタル世代の子どもたちは大学生たちの説明に目を輝かせて聞き入り、実際にPCを大学生と一緒に操作しながらプログラミングを体験しました。

サイエンスモール in くるめ2023
サイエンスモール in くるめ2023
サイエンスモール in くるめ2023
サイエンスモール in くるめ2023
サイエンスモール in くるめ2023
サイエンスモール in くるめ2023

参加した子どもたちからは「難しそうだったけど、やってみたら面白かった」「お兄さんが優しく教えてくれたのでうれしかった」「コンピュータに指示をするのは人間だから、指示をするのに頭使うということがわかった」などの感想が聞かれました。

見守った保護者からは「学生が一人一人の子どもたちに寄り添って時間をかけて進行してくれるので、満足度も高いし深い理解を得られたと思う」「プログラミングってこういうことなんだと子ども以上に勉強になりました」などの感想が聞かれました。

サイエンスモール in くるめ2023

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高等教育コンソーシアム久留米とは

高等教育コンソーシアム久留米は、久留米地域の5つの高等教育機関が連携し、久留米地域の総合大学としての機能を果たす“総合的な知の拠点”づくりを進め、それぞれの教育・学術研究の水準を高めながら共有する「知」を地域社会に還元し、地域を担う人材育成を図るとともに地域の活性化に貢献することを目的として活動しています。