地域貢献地域連携センター

2014年7月に設立された地域連携センターは、「久留米大学における教育・研究と地域社会をつなぎ、地域のシンクタンクの拠点として、地域社会との連携、生涯学習機能等、久留米大学の地域貢献活動を総合的かつ組織的に遂行すること」を活動目的としています。これまでの具体的な活動としては、行政機関8件・企業等12件・教育研究機関等4件、計24件（2022年12月時点）の協定先と連携して地域活動を展開しております。また、教育研究の成果を広く社会に還元することを目的として、センター設立以前の1986年より公開講座を開講してきました。

今後到来する予測困難な未来に向けて、当センターは、6学部13学科4大学院研究科を持つ総合大学である本学と地域社会・行政機関・企業・他大学・教育機関・在学生・卒業生・地域住民を「つなぐ」役割を果たし、地域におけるプラットフォームの形成を目指します。それは、地域の課題を認識し、解決したいと考え、話し合い、実践していく有志の方が集まる「場」のことです。プラットフォームが機能すると、それぞれのメンバー間に協働が進み、重層的な協力関係ができてきます。それが地域経済社会全体の活性化につながり、その先には、地域にイノベーションが起きる可能性も見えてくるのだと思います。

こうしたビジョンの下に、当センターでは久留米大学が90年以上にわたり蓄積・提供してきた医療・教育・研究をもって、すべての関係先に貢献し続けていくことを目指します。今後とも、みなさまのお力添えをお願いいたします。