地域貢献のTOPICS 久留米大学医療センターが栄養関係功労者として県知事表彰

久留米大学医療センターが栄養関係功労者として県知事表彰

令和5年2月7日(火)に開催された「食と健康推進フォーラム(第69回福岡県公衆衛生大会・令和5年度福岡県食生活改善大会)」において、久留米大学医療センターが、特定給食施設の栄養関係功労者として県知事表彰を受けました。長年にわたり給食の実施を通じて地域の栄養及び食生活の改善に寄与したことが評価されたものです。

評価いただいたポイント

  • 給食管理組織が確立されており、円滑に運営されている。
  • 給食業務の合理化や喫食者の栄養管理及び栄養指導がよく行われている。
  • 喫食者中心の給食への配慮及び給食改善のための調査研究がよく行われ、その結果が栄養改善に結びついている。
  • 栄養改善業務が喫食者のみにとどまらず、地域の食生活改善に貢献できている。

それを受けて20日、栄養室長の田尻祐司教授、栄養室副部長補佐の坂口美紀さんなどが、大川孝浩病院長に表彰を報告しました。

栄養室のスタッフ

栄養室で管理栄養士として実務にあたっている坂口さんは、「受賞でき、とても嬉しく思います。医療センターでは、栄養室のスタッフが一丸となり、少しでも良い病院食をお届けできるよう、定期的にメニューを見直しながら、心を込めて食事を提供しています。また、入院して治療食を食べることができない外来患者さん向けに、実際に味を確かめてもらう場としてスタートさせた栄養指導『国分まち食堂』など、新たなものにも取り組みながら、患者さんのご家族も含めた地域の健康づくりに貢献できればと思っています」と喜びを語りました。

これからも、「心が通い、信頼される医療」を目指す医療センターでは、入院されている皆さまに喜んでいただける病院食を提供し、皆さまの健康作りを支援してまいります。