地域貢献のTOPICS 「絣フェスタ2023」開催に向けて(法学特殊講義)
法学特殊講義(地域連携と絣フェスタ2023) は、「久留米絣をテーマにした地域連携活動」をメインテーマに毎年実施している「絣フェスタ」の実施をとおして、地元企業や高校生、市民団体とつながり、久留米の地域活性化のための取り組みを学生が主体的に行う、問題発見・解決型のアクティブラーニング授業です。
この講義では、地域連携の重要性や久留米という地域(リージョン)から伝統文化や伝統工芸を題材に情報を発信することの意義や難しさを体験することを目的としており、絣フェスタの企画や広報、提携、メイキングに関心を持ってもらい、学生のアイデアを取り入れながら一緒にイベントを作り上げていくものです。また、ゲスト講師として、久留米絣デザイナーや織元、業界関係者、マスコミ関係者、市役所関係者などをお招きし、地域連携や絣フェスタのメイキングに向けてブレインストーミングしていきます。
6月29日の本授業では、絣フェスタ2023で、本学の絣藍ドル「あいくる」※と共にコラボ予定の西日本短期大学のアイドルグループ「西短MP学科さくら組」をプロデュースしている今木 清志 教授(メディア・プロモーション学科)と宮谷 未知子 准教授(同)に、メディアを活用した情報発信について講演いただきました。
講演の中では今木教授の前職であるドラマプロデューサーのお仕事や、アイドル活動で行う地域連携など、絣フェスタの実現に向け、大変興味深いお話を聞くことができました。絣フェスタ2023のプログラムには「地域アイドルの競演」が企画されており、さくら組は地域に貢献する大学発のアイドルとして「あいくる」とともに出演することが決まっています。
受講した学生からは「大事なのは企画と聞いて共感した」「アイドルが福岡の地方創生につながるという発想に驚いた」といった声が聞かれました。
またこの日は、絣フェスタの運営を行う前田ゼミ2年生の学生実行委員とさくら組で交流会を開き、イベントの演出などについて情報交換し、認識を深めました。
今後、9月10日に予定している絣フェスタの実施に向け、学生が主体となり、さまざまな準備を進めていきます。
※本学法学部の学生らで結成され、国の重要無形文化財「久留米絣」の魅力を伝える活動を行っている学生アイドルグループ。昨年の絣フェスタ2022で結成し、久留米絣の他に銀梅花(マートル)のPR活動や「くるめ光の祭典 ほとめきファンタジー」の広報アンバサダーを務めるなど久留米市を中心に地域連携活動に力を入れている。
授業で初公開された今年の絣フェスタのテーマである「Sparkle~きらめき~」をイメージしたPV
UNIV. STOREで「絣フェスタとその世界」7/10~28(11:00~15:30)※平日のみ
絣フェスタに関連する商品を集めたコンセプトショップ「絣フェスタとその世界」もオープンします。こちらにも是非足をお運びください。
日時:7/10(月)~28(金)11:00~15:30(平日のみ)
場所:御井キャンパス御井学館2階 UNIV. STORE