地域貢献のTOPICS 大学病院の助産師が母子保健奨励賞を受賞

久留米大学病院 総合周産期母子医療センターの副主任である、助産師の河村奈央子さんが*母子保健奨励賞(主催:母子衛生研究会、母子保健功労顕彰会)を受賞したことを受け、原口新五久留米市長を表敬訪問しました。(写真左から:上司である野田 看護師長、河村 副主任、原口 久留米市長)
この賞は毎年全国で15人が受賞しており、河村さんが久留米市初の受賞者となります。今回の受賞は、精神的・社会的・生物学的に成熟する思春期を迎える小学4年生から高校生を対象にした思春期保健出前講座(久留米市主催)に平成28年の立ち上げから携わり活動してきたことが評価されました。
河村さんはこの活動を通して生命の誕生や生きていることは奇跡であること、また性に関しては、男女共に自分、相手を大切にすることの必要性を伝え、望まない妊娠や性感染症の減少につなげられるように性教育を行っています。


原口久留米市長のコメント
「助産師の仕事は責任感が求められる大変な仕事ですが、今回の受賞はこれまでの活動を表彰することだけではなく、これからの活動にも期待しています、という意味が込められていると思います。引き続き、今後の活動を頑張ってもらいたいです」
河村さんのコメント
「この度は栄誉ある母子保健奨励賞を賜り誠にありがとうございます。今回の受賞につきましては、私一人で頂いた賞ではなく、推薦していただいた原口市長をはじめ、こども子育てサポートセンターの皆さま、私を育ててくれた久留米大学病院の野田師長をはじめとする職場の皆さん、出前講座の機会を与えていただいた学校関係者、児童や生徒の皆さま、全員で頂いた賞であると思っています。心より感謝申し上げます」
*母子保健奨励賞とは
地域に密着した母子保健活動を献身的に行い、著しい功績を上げていらっしゃるとともに、他の模範となり、今後も母子保健の分野で大いに活躍が期待できる方々を顕彰し、その活動を奨励することにより、わが国の母子保健の一層の発展に寄与することを目的に始まり今年で第44回を迎えます。(母子保健奨励賞ホームページより)