地域貢献のTOPICS シンポジウム「歴史をつなぐ 高良山の文化財」に吉田洋一教授が登壇

シンポジウム「歴史をつなぐ 高良山の文化財」に吉田洋一教授が登壇

久留米市、久留米市教育委員会主催(久留米大学文学部、久留米大学地域連携センター共催)のシンポジウム「歴史をつなぐ 高良山の文化財」が12月4日に御井キャンパスで開催されました。

国の重要文化財に指定されることが決定した「高良大社文書(百四十六通)」に関する基調講演、平成29年度から令和元年度の高良大社所蔵歴史資料調査の成果報告、高良山の各種保全活動かかる事例報告、質疑応答を中心とするパネルディスカッションが行われ、一般市民140名が参加しました。

本学からは、文学部国際文化学科所属の吉田洋一教授が「地域の歴史遺産と大学の役割」と題して登壇し、大学周辺の文化財や古文書の調査などのフィールドワークをとおして地域の歴史に直接触れることで学生が学びを深め、歴史をつないでいくことが大切であると報告しました。吉田教授は「久留米市文化財保存活用地域計画協議会」委員として、久留米市の歴史文化の維持向上を目指し活動しています。

講演する吉田教授

【シンポジウム「歴史をつなぐ 高良山の文化財」 プログラム】

開会あいさつ 久留米市市民文化部長、竹間宗麿氏(高良大社宮司)

基調講演「文化財を護る仕事-古文書を中心に-」藤田励夫氏(文化庁文化財第一課主任調査官)

報告1「高良大社所蔵歴史資料調査について」穴井綾香氏(久留米市市民文化部文化財保護課)

報告2「高良山の歴史と文化」松川博一氏(九州歴史資料館学芸員)

報告3「御山の宝物と人々」松本長人氏(高良大社権禰宜)

報告4「高良山のボランティアと地域活動」山口淳氏(高良山観光ボランティアガイドの会会長)

報告5「地域の歴史遺産と大学の役割」吉田洋一氏(久留米大学文学部教授)

パネルディスカッション「守り、伝える 高良山の文化財」
コーディネーター:中野等氏(九州大学比較社会文化研究院教授)、パネラー:基調講演講師及び各報告者

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