地域貢献のTOPICS 「第18回日本水大賞」受賞

「第18回日本水大賞」受賞

本学の駄田井正名誉教授が理事長を務める「特定非営利活動法人筑後川流域連携倶楽部」が「恵みに感謝し緩やかな連携で豊かな流域を 筑後川流域連携推進事業」で、「第18回日本水大賞」を受賞しました。

「日本水大賞」は、安全な水、きれいな水、おいしい水にあふれる21 世紀の日本と地球を目指し、水循環の健全化に貢献するさまざまな活動を対象に、社会的貢献度が高い、水防災、水資源、水環境等の分野における活動の中から、特に優れたものを表彰し、広く国民に発信することを目的として平成10 年度から行われています。

「特定非営利活動法人筑後川流域連携倶楽部」は、これまでの大分、熊本、福岡、佐賀の4県に跨る筑後川流域の環境や地域づくり活動が、流域の自然的・歴史的な結びつきを取り戻す流域連携の模範となると評価され受賞となりました。

なお、表彰式及び受賞活動発表会は6月21日(火曜日)に日本科学未来館(東京都江東区)において行われました。

駄田井正名誉教授のコメント
久留米大学経済社会研究所と経済学部は、筑後川流域連携倶楽部の活動を積極的に支援してきました。久留米大学経済社会研究所は筑後川流域を総合的に研究する「筑後川プロジェクト」を20年前に立ち上げ、その研究成果を筑後川流域連携倶楽部の活動に反映させています。また経済学部は、非営利活動に関する専門教員を採用してNPOなどの非営利組織の運営に関して助言してきました。そして流域の活性化には文化経済学の視点と手法を実践するよう指導してきています。