地域貢献のTOPICS コラム「久大軒」Vol.5 -夏のインターンシップ-

夏休みにインターンシップがある。
久留米大学にも参加する学生が少なからずいるようだ。
先生を介して3年生から、企業に出すエントリーシートの相談を受けた。
インターンは本来、学生が企業に一定期間働くことで、
仕事や社会を学ぶ就業体験であり、就職活動そのものとは違う。
なので、インターン募集では、就職採用と混同されないように
「採用選考と一切関係ありません」と注釈を添える企業もあるようだ。
しかし今のご時勢、
人手不足で内定が先行する「売り手市場」だけに、
他社に遅れを取らないようにインターンの段階で
めぼしい学生を早めに囲い込もうとする心理が企業側に働いても不思議ではない。
就職活動とインターンの境は一層あいまいになるだろう。
夏のインターン募集前の5月に開かれた学内の説明会。
多くの学生を前に、担当職員は「3年の夏までが勝負」と前置きして、
「身の丈を超える経験をすることが実のある就職につながる」と力説した。
何事も身の丈を超えるというのは簡単ではないが、
社会や経済を垣間見る貴重な機会であるのは間違いない。
どうだったか、事後に学生たちに聞いてみたい。
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