地域貢献のTOPICS コラム「久大軒」Vol.15 -宇宙は近い-

人類が初めて月面着陸した
アポロ11号をテレビで見たのが小学生の時だ。
夢のような出来事に目を見開いたが、
その後も宇宙に関する技術開発は曲折を経ながら、
人類貢献の名の下にさまざまな足跡を残してきた。
宇宙といえば、今月17、18両日、
日本宇宙航空環境医学会大会が久留米大学である。
歴史ある学会だそうだ。
宇宙空間では重力負荷がかからないので、
宇宙飛行士は筋肉や骨が寝たきり状態と同じぐらいに衰えるとか。
それを防ぎ、筋肉量を維持する「ハイブリッドトレーニングシステム」
という基本特許を同大は持っている。
臨床医学と宇宙医学をリンクさせて
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と相互に
研究成果をフィードバックする取り組みは15年になるそうだ。
大規模災害の情報を的確・迅速に収集するための人工衛星の利活用など、
宇宙研究の分野は、身近な課題にもつながっていることを知った。
地球もその一部ではあるけれど、
宇宙は近くにあるのだと気付かされる。
地域貢献TOPICS
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