地域貢献のTOPICS 学生が高校生の主権者教育授業をサポート

学生が高校生の主権者教育授業をサポート

久留米市選挙管理委員会では、若い世代の選挙の投票率向上を目指し、選挙のイメージに親しみやすさを与え興味関心を持ってもらおうと、高校や大学と連携して選挙啓発動画の制作、選挙の呼び掛けや期日前投票所の立会人を務める選挙啓発サポーター制度など、さまざまなプロジェクトに取り組んでいます。

その取り組みの一つとして、大学生や高校生が自ら講師となり同年代に向けて授業を行う『主権者教育授業』があり、久留米大学の学生が10月27日に南筑高校で行われた3年生の授業(高校生が同級生に向けて政治や選挙について教える授業)にボランティアとして関わり、高校生を支援しました。

様子
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学生たちは、今回の授業のために約2カ月前からスライドなどの資料の作り方、言葉の選び方やより伝わりやすい授業の構成などを高校生にアドバイスしてきました。

授業では、高校生が5班のグループに分かれ、それぞれが工夫して手作りのスライドや動画、会場参加型の〇×クイズ方式や人気アニメのキャラクターを用いて、政治・選挙の仕組みや投票用紙の書き方などについて、笑いやユーモアを交えながら思い思いの方法で授業を行いました。 

「動画が分かりやすかった」など、高校生同士で活発に意見交換をする様子がみられ、ボランティアとして参加した学生たちは、その様子を真剣な表情で見守り、各班の授業のたびに大きな拍手を送りました。

様子
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学生たちは「どの班も限られた時間の中で飽きさせずに分かりやすくて良かった」「自分も知らなかったことが学べて参考になった」「和気あいあいとした雰囲気で楽しい授業だった」などと、高校生に向けてメッセージを送りました。

ボランティアとして参加した学生の感想

・高校生には、資料作りなど大学で取り組んでいることをもとにアドバイスしてきました。高校生が頑張っている姿を見て、自分も選挙に行こうとあらためて思いました。

・毎週高校生と関わる中で、参政権について知識を身に付けてもらい、どの様な内容の授業にするかをアドバイスしてきました。授業を見て、クオリティが高くてやってきて良かったなと思いました。

・今回の授業をきっかけに、自分だけでなく家族や友達を誘って皆で選挙に行ってもらって、投票率を上げていくことにつながるといいなと思いました。