地域貢献のTOPICS 高校生に「がんの出前授業」を実施

久留米大学では、昨年度から高校生を対象とした「がん教育の出前授業」を実施しています。
日本は長寿国ですが、国民の2人に1人が生涯に何らかのがんにかかっています。健康に安心して暮らせる社会を創るには、がんについて正しい知識と理解が必要で、文部科学省も、がん対策基本法に基づき、小中高生に対するがん教育を義務付けています。
出前授業では、医学部の教授がそれぞれの専門分野を生かした講義で「がん」に対する知識を高校生に分かりやすく説明しています。今年度は、福岡県公立校、私立校、高等教育コンソーシアム久留米関連校に対し公募を行い、応募のあった7校(定時制含む)で出前授業を行っています。
講義内容は、文部科学省の「外部講師を用いたがん教育ガイドライン」に沿ったもので、テーマは「がんとは」「がんの統計」「がんの診断」「標準的ながん治療法」「がんの先端医療」「がん医療に携わるスタッフ」「医療に携わるスタッフになるには」といった高校生の進路選択にも役立つものとなっています。


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