地域貢献のTOPICS 「あさくら祭り」で学生がボランティア活動

文系学部の「被災地復興と地域貢献」や「久留米・筑後体験演習」などの授業および各学部のゼミや学生ボランティアサークルは、豪雨で多大な被害を受けた八女市星野村や朝倉市旧杷木町などで復旧・復興を支援するため、長年継続してボランティア活動を続けています。
最近では、災害から時間がたち、災害復興からいかに街を作り地域起こしをしていくかという観点で、地域の方々とともに多様な取り組みに関わることが徐々に増え、街づくりや地域の持つさまざまな問題を学ぶ機会にもなっています。
久留米大学では、これらの活動をサポートし、学生の地域貢献と学びをより一層促進するため、活動時に着用するビブスや旗などの作成を支援しました。

11月16日(土)17日(日)に朝倉市のピーポート甘木で開催された「第1回あさくら祭り」では、17日に学生たちが初めて黄緑色のビブスを着用し、ボランティア活動を行いました。このお祭りは、豪雨被害を受けた朝倉市に新たなにぎわいを創出するためのものです。会場には、朝倉の特産品や野菜などが並び、さまざまなステージイベントが行われました。


呼びかけに応じた法学部の授業「被災地復興と地域貢献」と土肥ゼミの受講生、経済学部ゼミ連のメンバー、ボランティアサークルゆめくるのメンバーら、24名は、地域の子どもたちと思いっきり遊ぶプレイパーク活動のお手伝いをしました。被災した子どもたちに限定せず、明日を担うたくさんの子どもたちに朝倉の新しいまちづくりのためのお祭りに参加してもらうことができました。参加したメンバーは、子どもたちが豪雨災害を乗り越えて、明日の元気の担い手になってくれればとの思いで取り組みました。


普段はそれぞれの団体で別々に活動しており、お互い初対面の学生も多数いましたが、揃いのビブスをつけることにより、久留米大学の学生として自覚をもって、熱心に活動することができました。これからもこのビブスをつけた学生の活動が地域で活発に行われることを期待しています。
