地域貢献のTOPICS 本のイベント「第4回KURUME BOOK CAMPUS」を開催(11/12)

11月12日(日)、久留米大学御井キャンパス「つながるめ」にて、本にまつわるイベント「KURUME BOOK CAMPUS」の第4回目が開催されました。会場の「つながるめ」は昨年4月にオープン。「出会う・繋がる・発信する」・「地域連携活動の見える化」・「少子高齢化とアフターコロナ時代の教育改革」・「健康増進・文医融合」の4つをコンセプトとし、大学と地域との連携拠点として使用されています。
このイベントは、本を通して人と人がつながることをテーマに、新しい知識や文化との出会いが生まれるきっかけを作るだけでなく、本(趣味や知識)と人が循環することで、地域の多世代の人々との交流や活動活性化につながることを目的としています。
メインとなる「一箱古本市」は一般からの参加者に加えて、教職員、本学学生、小学生など多様な出店がありました。


2005年に東京・谷中からはじまった「一箱古本市」は、気軽に自分の店を構えることができる敷居の低さと、とても個人的な店が並ぶ面白さが受け、現在では日本全国に広まり、まちおこし、地域イベントの定番になっています。
大学開催は全国的にも珍しく、つながるめの「地域に開かれた学びの場」としての特性を活かし、研究者による専門的な出店やゼミ主催のイベントなど、他の古本市にはない企画があります。






一箱古本市のほかにも、図書館司書が選んだ絵本のコーナーや、新聞から5文字、7文字の見出しを切り抜いて川柳を創作する「コラージュ川柳」、絵本カバーをつかった「オリジナル栞づくり」、総合子ども学科の学生による「お話し会」などが実施されました。






今回の古本市出店者からは「初めての一箱古本市でとても楽しめた」「学生たちの声からたくさんのアイデアをもらえた」などの声が聞かれました。
来場者からは「お店ごとに個性があってみて回るのが楽しかった」「親子で1日楽しむことができた」「次も必ず参加したい」などの声がありました。
イベントをとおして地域のみなさんに、久留米大学の学びに触れていただき、交流の輪を拡げていく場として、今後も定期開催を予定しています。
