地域貢献のTOPICS 久留米大学病院でドクターヘリ見学会を開催

久留米大学病院でドクターヘリ見学会を開催

2019年8月11日(日)、久留米大学病院において、ドクターヘリ見学会を開催しました。(夏休みの小学生4~6年生を対象に8月4日、11日、18日、25日の日程で開催。申込受付は終了)

2002年に全国で5番目に導入された久留米大学病院のドクターヘリは、福岡県唯一のドクターヘリで九州北部の医療圏をカバー、年間約300件、計6,500件におよぶ要請に応じ、地域の医療に貢献しています。これまで、皆さまからご要望を多くいただいておりました見学会を今年度初めて開催することとなりました。地域の皆さまに、久留米大学病院の救命活動および医療を知っていただく機会となれば幸いです。

この日は、抽選で選ばれた4組のご家族にご参加いただきました。
まず、大学病院の高度救命救急センターに配備されているドクターカーを見学しました。2016年に久留米市、久留米広域消防本部との協定により、救急隊が院内に待機し、救急要請があれば医師・看護師同乗で現場に向かい治療を開始するワークステーションドクターカーとして24時間体制で運用しています。


ドクターカー内部の機器等について説明
ドクターカー内部の機器等について説明
ドクターカー内部の機器等について説明

エレベーターで屋上15階の運航センターに移動し、ドクターヘリの概要を説明しました。

高度救命救急センター平湯恒久医師による説明
高度救命救急センター平湯恒久医師による説明
ドクターヘリ運航センター内での説明
ドクターヘリ運航センター内での説明
フライトナースによるヘリ内で使う救急用具の説明
フライトナースによるヘリ内で使う救急用具の説明

運航センターを出て、ドクターヘリ格納庫から屋上ヘリポートへ移動し、機長からドクターヘリについて説明、実際にコックピットや医師、看護師の搭乗シートに乗り込んでいただきました。この日のために、ご自宅の車でヘリに乗り込むイメージトレーニングをしてきたという方も。

ドクターヘリについて説明
ドクターヘリについて説明
操縦席
操縦席
操縦席後部にある医師、看護師の搭乗シート
操縦席後部にある医師、看護師の搭乗シート
機内でヘリ内部の機器等を説明
機内でヘリ内部の機器等を説明
機内でヘリ内部の機器等を説明
フライトドクターのジャケットを着て記念撮影
フライトドクターのジャケットを着て記念撮影
フライトドクターのジャケットを着て記念撮影
記念撮影

最後に記念撮影を行い、スタッフが作成したドクターヘリの特別資料と記念のカレンダーが手渡されました。
見学会には久留米市以外からのご参加もあり、参加された方からは「とてもいい経験ができて楽しかった」「夏休みのいい思い出になった」と大変好評の声をいただきました。また、将来フライトドクターを目指しているという頼もしい声もあり、そんな子供たちや保護者の皆さまのニーズに応えるため、今後も見学会を継続していく予定です。

久留米大学病院は、地域に根ざした安心・安全な医療を提供し、これからも地域と共に歩んでまいります。

屋上ヘリポートから見る久留米市内の様子
屋上ヘリポートから見る久留米市内の様子
屋上ヘリポートから見る久留米市内の様子