地域貢献のTOPICS つながるめでボランティア活動/交流会を開催

本学を含む久留米市内の4つの高等教育機関が「より緊密な連携」の下で地域高度人材育成事業を推進するために形成した「高等教育コンソーシアム久留米」では、地域における『知』の創造主体として、単位互換や公開講座など、さまざまな取り組みを行っています。
5月30日、31日の二日間にわたり、久留米大学地域連携センター「つながるめ」で「ボランティア活動/交流会」が高等教育コンソーシアム久留米の主催で開かれ、久留米大学、久留米工業大学から8つの団体が参加しました。
「あなたの好き!や得意なことを活かして活動しませんか?」というキャッチコピーのこのイベントは、各団体がブースを設け、自分たちの活動を紹介したり、参加者や他のサークルの学生と直接交流することができます。それぞれの活動実績を会場のスクリーンで紹介したり、軽食を楽しんだりしながら、学生たちがリラックスしてボランティア活動について情報を得られる場となりました。
参加団体
音楽を通した地域貢献を理念とする「のだめ弦楽合奏団」
久留米大学災害ボランティアネットワーク「ゆめくる」
久留米大学国際交流・協力支援サークル「Worcal」
久留米大学留学生支援サークル「パートナーズ」
子どもたちの居場所づくりに取り組む「パルキッズくるめ」
地域の課題解決を実践的に学ぶ「くるめサーキュラーエコノミー実行委員会」(代表・久留米工業大学)
学食を通して学生間の交流や楽しみを生み出す「あいさいくる」
学生の感想
パルキッズくるめに所属している下田詩桜さん(文学部2年)は、「子どもとの触れ合いに興味があり最初は参加しました。活動するなかで、子どもと触れ合うだけでなく地域の方と交流したり、企画に携わったりすることも楽しく感じています。ものづくり教室を企画した時は、望遠鏡を作るワークショップの準備に3ヶ月もかけ、JAXAにも問い合わせをして、とてもいい経験になりました」と、自身の経験を語ってくれました。
災害ボランティアネットワーク「ゆめくる」に所属する学生は、「豪雨により甚大な被害を受けた星野村に継続してボランティアに行っていますが、地域の方が私たちのことを覚えてくれているのがわかった時は嬉しかったです。自然も豊かで活動している自分も癒されます」と活動について話してくれました。
参加者からは「ボランティアに興味があり来てみました。いろいろな団体のことを知れたので、ぜひ参加したい」「友達が入っているボランティアサークルの活動を知りたくて来ました」「大学生のうちにボランティアに参加したいと思ってます」などボランティアへの意欲的な感想が聞かれました。