地域貢献のTOPICS 経済学部『匠味プロジェクト』in FOOD STYLE Kyushu 2024
2024年11月13日~14日、経済学部 藤谷岳研究室の3年生と4年生が、「FOOD STYLE Kyushu 2024」にて販売サポートを行いました。
この『匠味プロジェクト』は、久留米南部商工会と本学藤谷研究室が連携して、地域の特産品やものづくり事業所を中心に、経営分析を通じて知的資産や人を掘り起こし「匠味」を選出して、販促につなげる支援をするものです。実際に学生が各事業所に訪問して、取材、デザイン及びキャッチコピー等の企画・検討を行い、ポスターを制作し、需要の開拓を目指しています。
さらに、大学生の社会経験や将来の就職や起業への視野を広げる重要な機会になっています。
マリンメッセ福岡(福岡市)で開催された「FOOD STYLE Kyushu 2024」に参加し、2日間わたり久留米南部商工会のサポートのもと、2社の企業を各4名の学生が担当して販促活動に臨みました。
■株式会社サンバラ様(久留米市)〔鶏卵や加工食品の製造販売〕
■千代海苔株式会社様(久留米市)〔海苔の製造販売〕
出展社1,000社以上が参加する巨大なイベントの中、学生たちは緊張した様子でしたが、お客様の応対をするにつれて、元気よく説明を行えるようになり、「地元の特産品をサポートできることにやりがいを感じます。多くの人に商品の魅力を知ってもらえるよう頑張ります!」と意気込んでいました。
また準備段階では、「販売する企業側と私たち消費者では、商品を販売する視点や方法が違った」と感じ、「販促の企画からポスター制作までに苦労した」とも語っていました。
藤谷研究室では、この『匠味プロジェクト』の他に、「人」に重点をおく『匠人プロジェクト』を2年生が中心となり実施しています。
久留米南部商工会様より、学生の皆さんへメッセージ
約4ヶ月間にわたり、学生の皆様には、事業所に訪問したり、商工会で協議したり、SNSでの発信などたくさんのご尽力をいただき、ありがとうございました。
㈱サンバラさん、千代海苔㈱さんもたいへん感謝しており、学生の皆様から、刺激を受けたと言っておられました。
また、商談会では、事業所に代わり、商品の説明や来場者からの商品ニーズの把握など、売上に繋がる販促をしていただいたことも感謝されていました。
商工会としても、会員企業の販売促進、大学生の社会体験を含め、久留米地域の振興など、様々な効果をもたらした事業として、たいへん感謝しております。 本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
■久留米南部商工会
■FOOD STYLE Kyushu 2024
外食・中食・小売の販路拡大を目指す食品・飲料・設備・サービスが集結する商談展示会
出展社数:1,162社、来場者数:16,523人(2023年実績)