地域貢献のTOPICS 子育て支援講座「離乳食で知っておきたい食物アレルギー」を開催
本学では、地域の皆さまの子育て支援の場としてつどいの広場「えみくる」を地域連携施設「つながるめ」の 4 階に開室しています。
この施設には、保育や子育て経験者のスタッフが滞在し、おおむね3歳までのお子様とそのご家族がゆっくり遊んですごせる場所となっており、親子で一緒に遊んだり、親同士でおしゃべりをしたり、子育てについての相談もお受けしています。
離乳食で知っておきたい食物アレルギー
そのつどいの広場「えみくる」がある「つながるめ」で、人間健康学部総合子ども学科の教員などによる「子育て支援講座(全12回)」を開催しており、6月27日に3回目の講座が行われました。
今回は、佐賀整肢学園こども発達医療センターの管理栄養士である下平翔太氏を講師に迎え「離乳食で知っておきたい食物アレルギー」と題した講座が行われ、食物アレルギーの基礎知識と離乳食での注意点などについてお話しいただきました。下平氏は「アレルギーのある食品を別の食品に置き換えることで食の幅が広がります。正しい診断に基づいた必要最低限の原因食物除去とし、子どもたちに楽しんで食べてもらうことがとても大切です」と話されました。
また今回は、シェアキッチンを使って「電子レンジ簡単蒸しパン」のレシピを参加者と一緒に作りました。

参加者からは「これから離乳食をはじめるところでアレルギーのことが気になっていた。正しく理解し対応できるようにしたいと思って参加した」「はじめての子どもなので不安も多いが、ほかのママたちとも交流できてよかった」「今回のレシピはとても簡単だったので、家でも挑戦して作ってみます」などの感想がありました。
講座は1階の「つながるスペース」と「シェアキッチン」で実施され、開催時間中は4階にある「えみくる」の託児サービスを利用することも可能です。託児では、保育士や幼稚園教諭を目指す学生たちが、常駐スタッフのサポートのもと、子どもたちと関わりながら実践的な学びを深めています。
