地域貢献のTOPICS 筑後市のまちづくりワークショップに学生が参加

本学の学生が、筑後市が進める「JR羽犬塚駅周辺地区のまちづくり」に関するワークショップに参加しています。本取り組みは、駅周辺の公共空間整備とあわせて、地域の方々と協働しながら、より魅力的で活力ある空間の創出を目指すものです。
令和6年度から始まったこの事業は、官民連携による公共空間の利活用を検討する「社会実験」として位置づけられており、より魅力的で活力が兼ね備わったJR羽犬塚駅前空間を創出するため、ワークショップや人の滞在時間調査、アンケート調査を実施しながら、公共空間を活用した社会実験を行い、具体的な『公共空間利活用ガイドライン』の策定が進むこととなっています。
※本学と筑後市は、地域社会の発展と人材育成を目的として包括連携協定を締結しており、本事業への参画もその一環として位置づけられています。
事業には、筑後市役所都市対策課の主導のもと、まちづくりアドバイザー、地域事業者、一般公募の住民、近隣高校生など約40名が参加。本学からは、文系学部の学生9名が、本プロジェクトに参画しています。
学生は、以下のスケジュールで行われるワークショップに参加し、企画立案、会場設営、広報活動、運営など、さまざまな役割を担います。
【ワークショップスケジュール】
- 第1回(プランニング):7月6日(日)
- 第2回(什器や会場づくり):7月26日(土)
- 第3回(会場準備):8月31日(日)
- 第4回(振り返り):11月30日(日)
- 学生WS:8/20(水)~8/21(木)、9/14(日)、9/23(火)
こうした活動を通して、学生たちは「地域とともに考え、行動するまちづくり」の現場に触れながら、実践的な学びを深めています。地域の方々との対話を重ね、自らのアイデアをかたちにしていくプロセスは、学生にとって大きな成長の機会となっています。
プロジェクトに参加している古賀柊大さん(商学部商学科3年生)は、「羽犬塚駅を盛り上げるため、力になりたいと思って参加しました。活気と魅力のあるまちにして駅利用者を増やしたいです」と抱負を語りました。
本学では、今後も地域との連携を通して、学生が主体的に社会課題に関わる機会を積極的に提供してまいります。






