地域貢献のTOPICS 「転ばない!元気で長生き!ストレッチ教室」がスタート

8月21日より、御井キャンパスみいアリーナ1階視聴覚室2において「ストレッチ教室」がスタートしました。この教室は本学が実施しているSDGs推進プロジェクトの一環で、地域の方の健康づくりの一助になればと人間健康学部スポーツ医科学科の協力により開催されているものです。
この講座は、ストレッチにより筋肉や靭帯(骨と筋肉をつなぐ組織)の柔軟性を高めることで関節の可動域が広がり、健康寿命を縮める原因の1つである転倒や骨折を防ぐことが期待されます。さらに、ストレッチを生活に取り入れることで、体を動かす機会を増やして健康寿命の延伸に繋げようというものです。全6回で構成されており都度参加も可能です。
教室では、運動や健康維持についての知識を身に付ける講座、身体測定、ストレッチングの実習などが行われ、本学人間健康学部スポーツ医科学科卒業生で健康運動指導士の正木愛奈花氏や人間健康学部スポーツ医科学科の教員が参加者の指導を行います。本学人間健康学部スポーツ医科学科で健康運動指導士を目指す学生も教室の運営をサポートしています。


9月4日に開催された第3回講座の講師を務めたのは、人間健康学部教授で医師の榎本美佳先生です。
教室の前半は、「見逃してませんか?低栄養」 と題して講演を行い、見逃されやすい低栄養による健康上のリスクについてスライドを使って講義しました。食欲低下や偏った食事によって起こりやすい低栄養の兆候、またそれが身体機能や生活の質に及ぼす影響について、具体的な事例を交えながらわかりやすく説明しました。




教室の後半は、本学人間健康学部スポーツ医科学科の卒業生で、健康運動指導士として活躍する正木愛奈花氏が講師となり、タオルを使ったストレッチの実習が行われました。タオルを用いて、肩関節・股関節を中心に全身の可動域を広げるためのストレッチ方法を紹介。学生たちもサポートに入り、参加者一人ひとりが実際に身体を動かしながら楽しく学ぶ時間となりました。








なお、ストレッチ教室は残り3回実施され、参加には事前予約が必要です。受講料は1回500円。詳細や申し込み方法は大学のホームページをご覧ください。
https://www.kurume-u.ac.jp/event/6875a8fafd7be2f141521c10/
久留米大学SDGs推進プロジェクトとは?
久留米市に根ざした大学として「地域への貢献」という基本理念の下、グラウンド他施設を、学生利用のみならず、久留米市や周辺地域の方々のスポーツ活動の場・健康づくりの場となる企画を通じて元気なまちづくりに貢献すること、SDGs「持続可能な開発目標」の達成に貢献することを目的とするものです。
このプロジェクトは、取り組みにご賛同をいただいた、多くの企業・団体の皆さまからのご支援に支えられています。これからも地元企業や団体様と共にさらなる地域の活性化を目指し、取り組みを進めてまいります。