地域貢献のTOPICS 「ekinico」プロジェクト、JR久大本線南久留米駅にて「ハロウィン×BAMBOO GIN」に学生が協力
JR九州が昨年10月にスタートした「ekinico(エキニコ)」プロジェクトは、にぎわいを失いつつある無人駅や遊休スペースを地域の人々と共に活用し、持続可能な駅の再生を目指す取り組みです。
久留米市の南久留米駅は、かつて多くの高校生や大学生が通学に利用していましたが、現在は無人駅となっています。2023年度に本学の基盤教育科目「グローカル・キャリア」(酒井佳世准教授担当)を受講した学生たちは、授業の一環として南久留米駅の活性化案をJR九州へ提案。そのアイデアが評価され、以降、学生たちも本プロジェクトに参加しています。これまでに、クリスマスマルシェやお花見イベントなどの企画・運営にも取り組んできました。
10月18日には、南久留米駅と筑後吉井駅の2駅で「ハロウィン×BAMBOO GIN」イベントが開催され、学生たちも協力しました。
当日は「Share Kitchen Minamikurume」の出店者による飲食ブースや、学生が企画したハロウィン仮面作り、押し花の栞づくり、ミニボウリング、謎解きゲームなどが行われ、来場者は各ブースで思い思いに楽しんでいました。会場には焚火を囲むスペースも設けられ、来場者は焼きマシュマロを楽しみながら家族や友人と心温まるひとときを過ごしていました。
会場には、ハロウィンに合わせた可愛い仮装で来場した子どもたちも多く、スタッフがお菓子を渡して交流する場面も見られました。夜にはライトアップも行われ、1日を通して賑やかに過ごせるイベントとなりました。
プロジェクトに参加している法学部1年の柿中絢太さんは、「授業でこのプロジェクトを知り、参加しました。放課後にプロジェクトメンバーで集まり、約4か月かけて企画の立案や準備を進めてきました。当日は多くの家族連れや地域の方々が来場してくださり、自分たちが考えたアイデアを通して子どもたちが笑顔で楽しむ姿を見ることができました。この企画を実施して本当に良かったと感じています」と感想を話してくれました。
※「ekinico(えきにこ)」について(JR九州Webサイトより)
~名称コンセプト~
「駅でにっこり」「駅に行こう」という、駅のポテンシャルを視覚的に感じさせる名称としています。また”nico”には、すべての人と連携して継続的に駅に光を照らすおもいを込めています。
JR 九州ではこれまで「九州 DREAM STATION」をはじめとして、様々なかたちで”地域の皆さまと協働した駅・地域の賑わいづくり”に取り組んでまいりました。
今回、主に無人駅など、にぎわいを失いつつある駅舎にうまれた遊休スペースを地域の皆さまと一緒に工夫して活用し、持続可能な駅のにぎわいづくりを目指す新たな繋がり「ekinico」をスタートします。
JR 九州はこれからも “地域の皆さまと協働した駅・地域のにぎわいづくり”に取り組み、九州の元気をつくり続けます。
- JR九州プレスリリース(JR九州プレスリリース(「ekinico」 スタート!)
- JR九州プレスリリース(「ekinico」 Share Kitchen Minamikurumeについて)
- JR九州「ekinico」 Share Kitchen Minamikurume