地域貢献のTOPICS 久留米大学病院 小児病棟でボランティアコンサート開催

久留米大学病院 小児病棟でボランティアコンサート開催

2025年10月16日、久留米大学病院小児病棟にて、子どもたちとそのご家族に笑顔と癒しを届けるボランティアコンサートが開催されました。

コンサートは二部構成で、心温まる選曲の歌と本格的なパフォーマンスで、入院中の子どもたちやご家族が音楽に親しむ貴重な時間となりました。


【第一部】ハッピーママくらぶによる心に寄り添う歌声

第一部では、発達障害のある子どもたちの保護者支援と啓発活動を行うハッピーママくらぶが担当しました。

ピアノ伴奏に合わせた二人の美しいハーモニーで、「さんぽ」「虹」「ララルー」など、子どもたちに親しみのある曲が披露されました。手話の手振りが加わった曲では、子どもたちも一緒に手を動かして歌う姿が見られました。

参加した子どもたちからは「知ってる曲があったから一緒に歌った」「ドレスがきれいでかわいかった」といった感想が寄せられました。

ハッピーママくらぶのメンバーは、「子どもたちと一緒に頑張っているお母さんやご家族のことも思って選曲しました。音楽を聴いている時間が癒しになったらうれしい」とコメントしました。

手話を交えた「虹」を披露する様子
手話を交えた「虹」を披露する様子
参加した子どもたち
参加した子どもたち
音楽を楽しむ子ども
音楽を楽しむ子ども
看護師も一緒に楽しみました
看護師も一緒に楽しみました

【第二部】NPO法人心魂プロジェクトによる本格ミュージカル

第二部は、NPO法人心魂プロジェクトによる迫力ある公演です。

同プロジェクトは、劇団四季や宝塚歌劇団出身の俳優が中心となり、難病児・障がい児・きょうだい児とそのご家族へ、本格的な生のパフォーマンスを届けています。年間150日以上、日本全国、さらには海外でも活動し、感動を届けています。

本格的な歌とダンスに、会場の子どもたちは釘付けに。

子どもたちからは「歌も踊りもとっても上手だった」「ミュージカルが大好きだからすごく楽しかった」と喜びの声が上がりました。

一緒に聴いていたお母さんからは、「リフレッシュの時間になりました。歌声にうるっときちゃいました」といった感想があり、ご家族にとっても癒しの時間となったことが伺えます。


力いっぱいのパフォーマンス
力いっぱいのパフォーマンス
マイクを向けられドレミの歌を歌う子ども
マイクを向けられドレミの歌を歌う子ども
大迫力の「ライオンキング」
大迫力の「ライオンキング」
プレイルームを飛び出して、病棟全体がステージに
プレイルームを飛び出して、病棟全体がステージに
音楽に引き寄せられる子ども
音楽に引き寄せられる子ども
よく知っているナンバーがたくさんで盛り上がりました
よく知っているナンバーがたくさんで盛り上がりました

コンサートの最後は、「がんばっている自分にみんな拍手を送ろう」というメッセージとともに、大きな拍手に包まれて閉会しました。