地域貢献のTOPICS 久留米大学病院でドクターヘリ見学会を開催
2025年10月25日(土)、久留米大学病院において、ドクターヘリ見学会を開催しました。(小学4年生から中学生を対象に、午前の部と午後の部に分かれて開催)
2002年に全国で5番目に導入された久留米大学病院のドクターヘリは、福岡県唯一のドクターヘリで九州北部の医療圏をカバー、年間約300件におよぶ要請に応じ、地域の医療に貢献しています。この見学会は、小中学生を対象に1年に1回、毎年実施しており、地域の皆さまに、久留米大学病院の救命活動および医療を知っていただく機会となっています。
この日は、抽選で選ばれた23名(午前の部11名、午後の部12名)の小中学生と、そのご家族にご参加いただきました。
ヘリやヘリに持ち込む医療用具に関するクイズに挑戦したり、ヘリに携わるスタッフ(医師、看護師、操縦士、整備士、CS:コミュニケーション・スペシャリスト)の仕事について、多くの質問が寄せられたりするなど、ドクターヘリと地域医療についての関心の高さが伺える見学会になりました。
参加した小中学生からは、「ヘリが大きくて装備が凄かった」「ドクターヘリに乗っている人は緊急の患者さんを助ける重要な仕事をしている」「フライトドクターへの気持ちが高まった」
保護者の方々からは、「なかなか体験する事が出来ない事でもあり、子供の感動が大きかった様子で参加できてよかった。特に、薬や器具、装備品への興味が大きかった様子」「ドクターヘリの迫力に驚いていた。いろんな医療機器を真剣に見ていたのでとてもいい勉強になったと思います」など、多くの感想が寄せられました。
屋上15階のヘリポートでは、ドクターヘリの概要を動画を見た後、本物のドクターヘリの機体を見学しました。
ヘリの見学では、実際にヘリの内部に乗り込んで、フライトドクターや、フライトナースの搭乗シートに座っていただき、将来のお仕事への想像を膨らませていただきました。