地域貢献のTOPICS 小郡ゼミ、医療センター管理栄養士が「管理栄養士のバランス食」をテーマに講座を実施
11月15日、小郡市生涯学習センターにて 「小郡ゼミ」の第3回講座が開催され、医療センター栄養室 副部長補佐の坂口美紀さんが講師を務めました。
「小郡ゼミ」は、小郡市生涯学習課が企画・運営する市民講座です。さまざまな分野から大学の講師や教授を招き、参加者が“学び”や“刺激”を得ることで、人生をより豊かなものにしてほしいという思いで企画されています。小郡市と本学は、2020年7月20日に包括連携協定を締結しており、産業振興・人材育成・保健福祉・教育など幅広い分野において、互いの発展を目指しながら共同で活動を進めています。
今回の「小郡ゼミ」での講座のほかにも、市民公開講座、人間健康学部による健康教室など、教職員・学生・卒業生がさまざまな取り組みに参加しており、地域とのつながりを深める活動が継続的に行われています。
この日は、「管理栄養士のバランス食」をテーマとした全3回シリーズの最終回で、「腸活」をテーマにレクチャーが行われました。
坂口さんは、腸の働きや腸内環境を整えるための食生活のポイント、日常生活で取り入れやすい腸活の実践方法などについて、専門的な内容をわかりやすく紹介。参加者はメモを取りながら熱心に耳を傾け、普段の食事に取り入れられる具体的なヒントを学び取る様子が伺えました。
講座の最後に坂口さんは、 「腸を整えることは、心と体の健康につながる。全3回の講座を担当することで自分自身の勉強にもつながってよかった。食生活を見直し、腸を整えて健康づくりをしてください」 と参加者にメッセージを送り、全シリーズを締めくくりました。
講座終了後には、参加者から 「資料が見やすくてよかった」「わかりやすく頭に残るので、家に帰ってからも実践しやすかった。少しずつ、できることから楽しみながら頑張りたい」 「栄養学の講座を受けたことはなく、なんとなく聞いたことのある言葉ばかりでしたが、今回の講座で学んだことを日々の食事や生活に活かし、家族の健康を守っていきたい」 「教えてもらった献立も簡単でありがたかった」 などの声が寄せられ、講座の満足度と実践への意欲がうかがえる時間となりました。