地域貢献のTOPICS 女子ラグビーナナイロプリズム福岡の選手が小児病棟を訪問しました
12月24日、久留米市を拠点に活動する女子ラグビーチーム「ナナイロプリズム福岡」の選手およびコーチが、久留米大学病院の小児病棟を訪問し、入院中の子どもたちと交流しました。
本学と、ナナイロプリズム福岡を運営する一般社団法人Nanairo Labは、2019年より包括連携協定を締結しています。相互が有する機能や施設を効果的に活用しながら、緊密な協力関係を築き、スポーツや教育・文化活動を通じて、学生の人材育成および地域社会の振興と発展に寄与することを目的とした連携です。
ナナイロプリズム福岡には、本学の女子ラグビークラブのメンバーもチームの一員として活動しており、この日は人間健康学部スポーツ医科学科2年生で、ナナイロプリズム福岡の選手でもある渡邊りな選手もイベントに参加しました。
当日は、パスやタックルなどのラグビーの実演の他、クリスマス特別企画として、子どもたちに“夢の種”となる絵本を届けるイベント「Nanairo Stories Santa(ナナイロストーリーズ・サンタ)」(協賛:株式会社オーレックホールディングス、協力:株式会社地域みらいグループ)を実施。協力企業と選手が“夢の種”となる絵本を厳選し、「ナナイロ文庫」として小児病棟へ寄贈しました。
絵本の読み聞かせは、本学卒業生である山領一花選手と、渡邊りな選手が担当。子どもたちは選手の語りに耳を傾け、会場は終始あたたかな雰囲気に包まれました。
最後には、チームのTシャツや絵本、おもちゃのラグビーボールがプレゼントされ、子どもたちは笑顔で受け取っていました。
イベント終了後には、参加できなかった子どもたちの病室を選手たちが一つひとつ訪問し、直接プレゼントを手渡しました。選手たちの心のこもった交流は、子どもたちにとって忘れられないクリスマスの思い出となりました。