学生生活・就職のTOPICS 久留米大学病院で働く看護補助者の功績を讃え「Best of e-na」「Best of nurse aid」を選出

久留米大学病院で働く看護補助者の功績を讃え「Best of e-na」「Best of nurse aid」を選出

医学研究科博士課程学生の武冨さんが「Best of e-na」に選出

久留米大学病院では本学学生を夜間看護補助者として採用し、e-na(evening nurse aid)という制度を設けて実社会での体験を提供しています。

採用された学生たちは看護師と連携をとりながら食事の下配膳や病棟の環境整備の補助などを行っており、現在は97名のさまざまな学部の学生が登録し、看護補助業務に取り組んでいます。

毎年、特に優れた活動をした学生をBest of e-naとして表彰しており、今年度は医学研究科博士課程4年の武冨奈菜美さんが選出され、3月7日に久留米大学病院内で表彰式を執り行いました。

病棟のスタッフらが祝福しました
病棟のスタッフらが祝福しました
表彰式の様子
表彰式の様子

武冨さんは、「医学研究科で自分の研究を続けながら医療現場で働き、多方面から患者さんに関わってみたい」との思いからe-naのメンバーに加わり、日々真摯に業務に取り組んできました。

表彰式では、病棟看護師から武冨さんに向けて「武冨さんは、e-naが発足してから今まで、学業と仕事を両立しながら長く働いてくれました。他学部の学生が試験などで働けない時や人が足りない時にも働いてくれて、とても協力的でたくさん助けてもらいました。後輩にも指導してくれて面倒見もよく、他のメンバーも武冨さんのおかげでとても働きやすく、助けられたと思います」と感謝の言葉が贈られ、武冨さんは所属病棟のスタッフらが祝福する中、表彰状を受け取りました。

Best of e-naに選出された武冨さん
Best of e-naに選出された武冨さん
仕事に対する姿勢を讃えられ表彰されました
仕事に対する姿勢を讃えられ表彰されました

武冨さんは「e-naの活動を通して、一つ一つの仕事に丁寧に向き合い、『どんな仕事にもその人だからこそできることがある』と考え、自分にできることを一生懸命に取り組んできました。患者さんと接する中でたくさんの元気を貰い、病院スタッフにも恵まれ、楽しく働くことができました。この経験で得た想いを大切に、これからも頑張っていきたいです」とコメントしました。

小児科病棟看護助手の溝上さんが「Best of nurse aid」に選出

久留米大学病院では、現在72名の看護補助者(学生スタッフを除く)が看護チームの一員として勤務し、看護師と共同しながら質の高い看護サービスの提供に取り組んでいます。

毎年、特に優れた功績を残した看護補助者をBest of nurse aidとして表彰しており、今年度は久留米大学病院小児科病棟で働く溝上美代子さんが選出され、同日久留米大学病院内で表彰式を執り行いました。

Best of nurse aidに選出された溝上さん(写真中央)
Best of nurse aidに選出された溝上さん(写真中央)
長年の功績を讃えられ表彰されました
長年の功績を讃えられ表彰されました

溝上さんは、長年小児科病棟で勤務し、患者さんやご家族への細やかな配慮や看護師への情報提供など、積極的に業務に取り組み看護の質の向上に努めてきました。

表彰式では、病棟看護師から溝上さんに向けて「溝上さんは勤務歴も長く、患者さんや患者さんの家族のこと、スタッフの情報など、いろんなことを看護師に伝えてくれて、とても助かっています。また、学生スタッフ(e-na)のメンバーにも熱心に指導してくれていて、とても感謝しています。溝上さんの働きを見て、これからたくさんの看護助手さんが増えるといいなと思っています。これからも経験を生かして活躍していただきたいです」と感謝の言葉が贈られました。

溝上さんは「9年5カ月前に臨時職員として採用されたのをきっかけに、皆さまのおかげでこれまで長く働くことができています。これからも頑張りますので、よろしくお願いいたします」とコメントしました。

授賞された皆さま、おめでとうございます。