学生生活・就職のTOPICS 【国際政治学科】原口礼奈さん、韓国の釜山外国語大学大学院に進学
このたび、法学部 国際政治学科4年生 原口礼奈さんが、韓国の釜山外国語大学大学院(韓国語教育学科)に進学します。
今回の進学に際しては、本学の先生方からのアドバイスや支援をいただき、韓国政府が提供する『GKS奨学金(韓国政府奨学金)』に採用されるという大きな成果を収め、大学院への進学が実現しました。
「韓国語を若い世代に教える仕事を通じて、日本と韓国の架け橋になりたい」と語る彼女の夢は、韓国で修士号・博士号を取得し、一度韓国で就職して経験を積んだのち、日本に戻って久留米大学で韓国語を教えることです。
教育への夢から始まった久留米大学への進学
高校時代、教師を目指していた原口さんは、大学受験で思うような結果を得られず、兄からの薦めもあり久留米大学へ入学。入学の決め手は「就職率の高さ」や「教職課程の充実」でした。「教職課程を履修して実際に先生になった卒業生が多いと聞いて、自分も挑戦したいと思いました」と語ります。
そして、法学部を選んだ理由は、「歴史が好きだったので、歴史を学びつつ法律の知識を身に付けられることに魅力を感じ、将来の選択肢が広がる」と思ったからです。また「国際政治学科では、参加型授業を通じて自分の価値観を広げられる学びを得られた」ことや「ゼミの先生に相談することで、専攻外の分野も勉強できたことがよかった」と話しました。
「挑戦心」を育てた久留米大学での経験
原口さんは、久留米大学での学生生活を通じて、さまざまな挑戦に取り組んできました。大学内では法学部が主催する「久留米絣」を使ったファッションショー「絣フェスタ」にモデルとして参加したり、「絣藍ドル・あいくる」(「絣藍ドル in 久留米」の略称)のアイドル活動にも携わったりしました。「モデルとしてファッションショーなどに出演するなんて、自分では想像もしていなかった経験でした。久留米大学でしかできない貴重な体験がたくさんありました」と振り返ります。

韓国での学びを次のステップへ
さらに、大学の国際交流センターのサポートを受けて実現した1年間の韓国留学。3年生から韓国の建陽大学(論山市)に留学した経験が、彼女の人生を大きく変えるきっかけとなりました。
「現地での生活を通じて、教科書で学んでいた韓国語表現と実際に使われる表現の違いを実感しました。さらに韓国語を深く学びたいと思うようになり、大学院への進学を決意し、日本と韓国の架け橋となる存在になりたいという夢を抱きました。」と語ります。
現在は、韓国語のスキルアップを目指して、スピーチ大会やボランティア活動、通訳のアルバイトなど多岐にわたる活動を行っています。
そして、久留米大学の先生方のサポートもあり「GKS奨学金(韓国政府奨学金)」という奨学制度を利用して大学院に見事に合格。これからの2年間でさらに成長し、夢に向かって一歩ずつ歩んでいく姿が想像できます。




後輩たちへのメッセージ
『久留米大学は、学びの場だけでなく挑戦するきっかけをたくさん与えてくれる場所です。大学生活はあっという間に過ぎていきますが、その時間をどう過ごすかは自分次第です。様々な友人と出会い、たくさんの挑戦の「きっかけ」を提供してくださったことが、「とりあえず何事もやってみよう」という挑戦心を大きく育てることができました。卒業間近になって「もっと~しておけばよかった」と後悔のないように、何事にも挑戦してください!』と熱く語っていただきました。
原口さんが久留米大学で得た経験と学びは、夢を追い続ける後輩たちにとって大きな励みとなることでしょう。
◆絣藍ドル・あいくる
https://www.instagram.com/kasuri_idol_aikuru/
◆絣フェスタ2024 ~Spread~
https://www.kurume-u.ac.jp/social/topics/66cc1769db2ee0f61ef41355/
■国際交流センター
https://www.kurume-u.ac.jp/campus-life/international-exchange/