学生生活・就職のTOPICS 【法学部】チューター活動レポート『新入生オリエンテーション合宿 2025』

法学部では、学生が中心となって学部行事の企画立案から・運営までを担う「法学部チューター」制度を設けています。
毎年4月に実施している『新入生オリエンテーション合宿』も、その取り組みのひとつです。教員とチューターが協力して企画・運営を行い、新たな環境に不安を抱える新入生が、大学生活をスムーズにスタートできるようサポートしています。この合宿は、法学部の大切な行事として毎年開催されています。
また、『夏のオープンキャンパス』では、チューターが現役の法学部生として高校生に向けて「法学部では何を学ぶのか」、「どのような就職を目指すのか」などを学生目線で紹介してます。
さらに、毎年12月に開催される『法学部パーティー』では、学年を越えた交流の場を提供するために、チューターたちが企画・運営を行っています。
『新入生オリエンテーション合宿 2025』
今年度の『新入生オリエンテーション合宿』は、4月7日から1泊2日の日程で佐賀県内にて開催されました。チューターは、合宿中に行われる各企画の準備・運営をはじめ、履修相談、大学生活に関する質問対応、当日のサポート、さらにはホテル内での見回りや警備など、多岐にわたる役割を担いました。
【準備期間】ミーティングを重ねて
企画の準備は、チューターにとって大きな責任を伴うものでした。年度末にミーティングを重ね、学年を超えて何度も話し合いを行いながら、互いに支え合い、協力して準備を進めました。合宿のプログラム内容が固まった後は、合宿のしおりを制作し、全員で製本作業を行うなど、細部にわたる準備を整えて本番に臨みました。
【1日目】アイスブレイクと履修相談
大学での履修ガイダンス終了後、バスで佐賀市のホテル龍登園へ移動。ホテル到着後、開会式で学部長挨拶が行われた後、ゼミごとに交流を深める夕食企画が実施されました。
夕食会では、最初の15分間に「方言三択クイズ」、食事を挟んで25分間「絵しりとり」が行われ、先生方や新入生たちがゼミ対抗形式で大いに盛り上がりました。最初は静かだった会場も、次第に笑顔と笑い声に包まれ、ゼミ内の絆が自然と深まっていきました。
続いて行われた履修相談会では、チューターが新入生一人ひとりに寄り添い、履修登録の方法や大学生活に対する不安について丁寧にアドバイスを行いました。




【2日目】交流とチームワークの深化
2日目は、吉野ヶ里歴史公園にてBBQとゼミ対抗ウォークラリーを実施。BBQでは、ゼミや性別を越えて自由に交流を楽しむ新入生たちの姿が見られました。ウォークラリーでは、前日に築いたチームワークを活かしながら、各ポイントのゲームに挑戦しました。
行きのバスでは緊張していた新入生たちも、帰りは笑顔で談笑する姿が見られ、合宿の成果を感じさせる締めくくりとなりました。
この合宿を通して、新入生たちは多くの仲間と出会い、大学生活への期待を膨らませることができました。これから始まるキャンパスライフの力強いスタートとなりました。








法学部チューターを代表して
■法学部チューター 代表
法学部 法律学科 3年 辻 ひまり さん
まずは、無事に新入生オリエンテーション合宿が終了し、安堵しています。 合宿の2日後には新学期が始まりましたが、学内で新入生たちが楽しそうに過ごしている姿を見るたびに、長い準備期間も含めて、ひとつとして無駄な時間はなかったと感じています。
この合宿が成功したのは、私を含めた37人のチューターと先生方が「新入生が楽しめる合宿にしよう」という共通の目的を持ち、互いに協力しながら企画・準備・実行に取り組んだ結果だと確信しています。改めて、関わってくださったすべての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
今回の合宿は新入生同士の仲を深めることが目的でしたが、私たちチューター同士も、準備を通じて絆をより深めることができました。 この素晴らしい久留米大学法学部の伝統文化である新入生合宿が、これからもずっと受け継がれていくことを心から願っています。そして、チューター代表としてこの貴重な活動に関われたことを誇りに思っています。
■法学部チューター 新入生合宿 夕食企画長
法学部 法律学科 3年 松本 恋乃実 さん
今回の新入生合宿で、チューターが企画した夕食会やイベント企画が新入生の皆さんに楽しんでもらえたことが、とても嬉しかったです。 ゼミごとに協力してゲームに取り組む新入生の姿を見て、少しずつ打ち解け合い、仲良くなっていく様子が伝わってきました。
私は、チューターの仕事で一番大切なのは、新入生が「この大学に入学してよかった」と思えるようなサポートをすることだと思っています。 今回の合宿を通じて、チューターの活動に興味を持った新入生がいましたら、ぜひ積極的に応募してください。そして、私たちの経験をバトンとして、これからの後輩たちにチューター制度を受け継いでいってほしいと願っています。
