学生生活・就職のTOPICS 「つながるめ」にて学生と市民団体「ゆるっぽ」が交流イベント開催

「つながるめ」にて学生と市民団体「ゆるっぽ」が交流イベント開催

8月18日、御井キャンパスの地域連携センター「つながるめ」にて、文学部社会福祉学科3年の北里美弥さんが代表を務める学生団体「Kuru」が、久留米市の市民団体「ゆるっぽ」に参加する子どもたちと一緒に、「チョコバナナ」を作る交流イベントを開催しました。

「Kuru」は、地域の人と学生をつなぐイベントを企画・運営する学生団体で、現在は久留米大学の学生を中心に活動。今後は、他大学の学生の参加も予定しています。

今回のイベント開催のきっかけは、秋に開催の大学祭「あのく祭」で出店販売するチョコバナナの試作を兼ねて企画されたもので、「子どもたちと一緒に楽しめるイベントにしよう」という思いから、久留米市内で子ども向けに活動を行う市民団体「ゆるっぽ」に協力を依頼。大学生と子どもたちが一緒にチョコバナナ作りを楽しみ、夏の思い出づくりと大学祭での運営準備に向けた実践を兼ねた取り組みとなりました。

みんな一緒に「チョコバナナ」を作ります
みんな一緒に「チョコバナナ」を作ります
子どもたちも楽しそうに作ります
子どもたちも楽しそうに作ります
子どもたちが作った「チョコバナナ」
子どもたちが作った「チョコバナナ」
  
 
今から冷やします
今から冷やします

子どもたちと学生がチョコバナナを作るだけでなく、「商品の原価計算」や「商品の値段の決め方」についても、子どもたちに分かりやすく解説しながら、自分たちが作るものにどのくらいのコストがかかるのか、価格を決める工夫など、ものづくりやお金のことを学ぶ機会にもなりました。

さらに、「あのく祭」で使用するスタッフTシャツのデザイン案もみんなで考案。子どもたちからは個性豊かなアイデアが次々と飛び出し、発表をしながら楽しい時間を過ごしました。

締めくくりは、冷やした「チョコバナナ」を一緒に味わいながらの交流タイム。甘いスイーツと笑顔に包まれ、学生と参加者とのつながりを深める一日となりました。

参加者全員でアイデアを出し合いました
参加者全員でアイデアを出し合いました
 
 
Tシャツのデザインを検討しました
Tシャツのデザインを検討しました

今回のイベントに参加した、社会福祉学科3年の竹原実希さんは、「初めて地域活動に参加させていただきました。子ども一人ひとりが、たくさん話しかけてくれたり、一緒に作業を行ったことによって、私自身も発見や気づきを見つけることができ、とても貴重な経験になりました」と語ります。

Kuru代表の北里さんは、「今回の取り組みは、単なるチョコバナナ作りではなく、大学生と地域の子どもたちが出会い、触れ合う『きっかけづくり』という大きな意味を持っています」、「子どもたちの世界はまだ狭く、窮屈に感じている子もいるかもしれません。そんな子どもたちに“世界は広い”と知ってほしい。体験の格差をなくしたいという思いから、このイベントを企画しました」と話します。

今後、Kuruは地域の民間団体やユニークな活動をしている人々とのネットワークを広げ、分野を超えた新しい企画に挑戦する考えです。
「久留米には面白い人や団体がたくさんありますが、大学生がつながる機会はまだまだ少ない。もっと地域に出ていろんな人と一緒に面白いことをやっていきたい」と北里さんは熱く語りました。



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■市民団体『ゆるっぽ』 
https://www.instagram.com/yuruppo.asobo/