学生生活・就職のTOPICS 経済学部藤谷ゼミの学生たちが泥の祭典を開催しました

9月20日、佐賀県鹿島市の肥前鹿島干潟で、経済学部文化経済学科・藤谷ゼミの学生たちが干潟体験イベント「泥の祭典」を開催しました。肥前鹿島干潟はラムサール条約湿地に登録されており、塩田川と鹿島川の河口に広がる干潟です。渡り鳥の生息地としても知られ、ムツゴロウやトビハゼなど多くの生き物を観察することができます。
「泥の祭典」は、若い世代に干潟の魅力を知ってもらうことを目的に、学生たちが企画したイベントです。まずは実際に干潟に入って体験することで、その魅力を感じ、今後の学びにつなげてもらうことを狙いとしています。当日はゼミ生を含む約15名が参加しイベントを楽しみました。


イベントは参加者を3チームに分けて実施され、手押し相撲や綱引き、障害物競走などを楽しみました。参加者が勢いよく泥に飛び込むたびに、会場からは歓声や笑い声があがりました。








干潟体験終了後には、参加者全員で干潟に関する学習会が行われました。学生たちが用意した資料をもとに干潟の現状や役割について紹介され、体験だけでは気づきにくい知識を学ぶことができ、参加者は熱心に耳を傾けていました。

企画運営を担当した学生は「開催前は不安もあったが、楽しそうに泥に入る参加者の姿を見て、私たちも楽しい気持ちになった。無事に開催できてよかった。次回はもっと多くの人に楽しんでもらえるよう、募集方法も工夫したい」と振り返りました。
久留米市から参加した男性は「普段見ることのない景色の中で遊べて、ストレス発散になった。干潟に入るのは2回目で、身体の動かし方も少し慣れていたので競技を楽しめた。大学生が授業の中でこのようなイベントを企画していることを知り、さまざまな学びがあるんだなと新鮮に思った」と感想を話してくれました。
