学生生活・就職のTOPICS 「舞来祭(まいくるさい)」開催!―学生たちの「やってみたい!」を行動に-

「舞来祭(まいくるさい)」開催!―学生たちの「やってみたい!」を行動に-

4月18日(土)、久留米シティプラザ六角堂広場にて、『舞来祭(まいくるさい)』が開催されました。

このイベントは、「誰しもが、“やってみたい!”と言える1日」をコンセプトに、主催者代表の文学部社会福祉学科4年 北里美弥さんを中心とした学生チームが、企画から運営までゼロから作り上げたものです。

「舞来祭」という名称には、「新しい風が舞い込むように多くの人に来てほしい」という願いと、「久留米にまた帰ってきたくなる場所にしたい」という二つの想いが込められているそうです。

会場には、学生たちが大切にした【やってみたい!のバリアフリー化】という想いが随所に表れていました。
ステージでは、歌やダンス、サイエンスショーなど多彩な発表が行われ、すべてのプログラムに手話通訳が配置されました。また、各ブースには「手話通訳・筆談対応できます」といった案内表示が掲示され、誰もが安心して参加できる工夫がありました。
さらに、点字を活用した謎解きゲーム、福祉ネイルや福祉メイク体験など、福祉を学ぶ学生ならではの視点を活かした企画もあり、障がいの有無や年齢に関わらず、多くの人が自然に交流できる空間が広がっていました。

そのほか、積み木遊びや塗り絵コーナーなど親子で楽しめる企画も用意され、小さな子ども連れの家族の姿も多く見受けられました。キッチンカーには、素材にこだわった店舗が並び、久留米市外からの出店もあり、ホットドッグやぎょろっけ、シフォンケーキ、お菓子の販売に加え、コーヒーのハンドドリップ実演なども行われ、会場を盛り上げていました。

午前11時30分にスタートしたこのイベントは、一日を通して多くの来場者で賑わい、学生たちの「誰もが楽しめる祭りをつくりたい」という想いが、地域の人々を巻き込みながら大きな形となっていました。

ステージでは音楽ワークショップ、ダンス、吹奏楽、サイエンスショーなどを開催
ステージでは音楽ワークショップ、ダンス、吹奏楽、サイエンスショーなどを開催
子どもたちにレクチャーする北里さん
子どもたちにレクチャーする北里さん
積み木遊びや塗り絵コーナーでは子どもたちの笑顔が
積み木遊びや塗り絵コーナーでは子どもたちの笑顔が
福祉ネイル、福祉メイクなどのブースも多数
福祉ネイル、福祉メイクなどのブースも多数
コーヒーやケーキ、ホットドッグなどのキッチンカーも多数参加
コーヒーやケーキ、ホットドッグなどのキッチンカーも多数参加
「ぎょろっけ」は、大分・津久見から参加
「ぎょろっけ」は、大分・津久見から参加

『舞来祭』開催のきっかけ

「昔、久留米で開かれていたよさこいのお祭りを復活させたい。」
同じ学科の友人からその話を聞いた瞬間、北里さんは「それはすごくいい」と心を動かされたといいます。そして、「私たちは福祉を学んでいるからこそ、誰もが参加できるお祭りにしたい」と語り合ううちに、アイデアは次々と広がり、気が付けば4時間にわたって夢中で話し込み、その場で企画書を作成。これが、『舞来祭』の原点となりました。

翌日には、社会福祉学科の先生を訪ね、企画について相談しアドバイスをいただき、さらに3日後には、かつて祭りが開催され、友人がよさこい祭りと出会った場所でもある久留米シティプラザ六角堂広場を会場とすることに決めて、すぐに予約をしました。

北里さんは、大学入学後、プロジェクトの立ち上げやビジネスコンテストへの参加など、「とにかく自分でやってみたい」という思いを大切に、さまざまな挑戦を続けてきました。また、社会福祉を学ぶ中で、「福祉が好き」という思いもより強くなっていったといいます。

「もう一度、久留米でお祭りを開きたい」、「誰もが参加できる場をつくりたい」という思いが重なり、『舞来祭』は動き出しました。

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主催者メッセージ

舞来祭2026 代表 文学部 社会福祉学科4年 北里 美弥さん

この規模のイベントの開催は初めてでしたが、沢山の方々のおかげで開催することができました。半年前に企画を始めて、仲間、資金、イベント開催ノウハウもゼロからの挑戦でした。
コアメンバーを集めるために学内で説明会を開催したり、クラウドファンディングに挑戦して資金を調達したり、イベント経験者へ話しを聞きに行ったり...本当に右も左もわからず、とにかく進むしかありませんでした。目の前のことをこなすのに精一杯で、進んでいる感覚がせず、とても精神的にも辛かったです。

当日は、さまざまな対応に追われ、会場を見渡す時間がありませんでした。ですが、後日届いた当日の写真を見て、いろんな人が笑っていて、楽しそうにしているのを見たら、心のそこから開催して良かったと思いました。私たちの理念であった、「誰しもが、やってみたい!といえる1日」を本当に実現することができました。

支援してくださった方々、当日ボランティアの方々、一緒に半年間走ってきた日種さん、本当にありがとうございました。そして、これからも「やってみたい!」といえる社会を作っていきます。

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●文学部 心理学科2年 日種 悠さん

北里先輩のインスタで運営の募集を見かけ、直感で飛び込んだこの舞来祭。初めて経験するゼロイチの世界は、手探りの連続でした。特にクラウドファンディングには苦戦し、知り合いにどれだけ声をかけても支援に繋がらない日々に、焦りだけが募っていきました。

そんな中、最初の支援者になってくれたのは、新幹線でたまたま隣りに座り、話しかけてくれた方でした。会話の中で、今挑戦していることや悩みをありのままに話したところ、「応援したいから支援するよ。頑張れ」と背中を押してくださいました。

当日は、お世話になった方々への挨拶や出店者さんとのやり取り、そして担当していたステージを進行させることに必死で、ゆっくり会場を見渡す余裕はありませんでした。
でも、後日届いた写真には、キラキラした笑顔で溢れる会場の景色が写っていて、それを見た瞬間、自分のやってきたことは間違っていなかったと確信しました。

何より、右も左もわからず失敗ばかりの私を最後まで信じて挑戦させてくれた先輩には、感謝しかありません。また、当日まで支えてくださった全ての方々に、心から感謝しています。あの時一歩を踏み出して、本当に良かったです。

(中央)北里 美弥さん (右)日種 悠さん
(中央)北里 美弥さん (右)日種 悠さん