学生生活・就職のTOPICS 第22回久留米大学外国人留学生スピーチ大会【国際交流センター】

10月15日、御井キャンパス学生会館において「第22回久留米大学外国人留学生スピーチ大会」が開催され、6名の出場者が60名近い来場者を前に熱弁を振るいました。
このスピーチ大会は留学生が日頃の生活で感じていることや、考えていることなどを普段練習している日本語で発表する機会を提供し、日本人学生や地域社会との相互理解・交流を深めることを目的として開催されています。
審査員は、国際交流センターの池口所長(文学部教授)が審査委員長を務め、留学生委員会の髙橋委員長(商学部教授)、満生委員(留学生別科日本語講師)、学友会総務委員会髙﨑委員長、学外からも、久留米観光コンベンション国際交流協会常務理事の山本様をはじめ、御井校区まちづくり振興会会長の中園様、久留米市日中友好協会事務局長の山本様にもご担当いただきました。進行・タイムキーパーを国際交流サークル「PARTNERS」の学生3名にご協力いただき進められました。
スピーチは一人5分程度の時間の中で自国の文化や久留米での体験などを題材に発表されました。出場者全員が原稿をしっかり覚え、堂々と発表しており、なかには自国の民族衣装を着てスピーチを披露していたり、ジェスチャーを交え聴衆に語り掛けるよう表現している学生もいました。



審査はスピーチの内容や、日本語、発表表現などを評価項目として行われ、鄭 家怡さんが最優秀賞を受賞しました。
今回の受賞を受けて鄭 家怡さんは
「最優秀賞をいただき、大変光栄に思っております。私は「真情こそが人の心を動かす力である」と信じています。今回のスピーチでは、自分の実際の経験やその中で感じた率直な思いを皆さまに伝えられたことをとても嬉しく思います。
3年前の第19回大会でも最優秀賞を頂き、今回の挑戦は自分自身との闘いでもありました。原稿作成から発音練習に至るまで、以前にも増して慎重かつ丁寧に取り組み、「前回の自分を超えたい」「期待を裏切らないようにしたい」という思いで準備を進めて参りました。当日のスピーチでは、どの出場者の発表も素晴らしく、それぞれの言葉に強い想いが込められており、深く感動いたしました。
今後は、日本語教育の研究にさらに力を注ぎ、より学びを深めたいと考えています。」と今後の目標を語りました。
本学では、さまざまな国からの留学生を受け入れています。いろいろな企画やイベントを行っていますので、詳しくは国際交流センターのホームページをご覧ください。


最優秀賞者:鄭 家怡さん(文学部国際文化学科)「離陸の瞬間」
最優秀賞、優秀賞、努力賞受賞者一覧
最優秀賞者:鄭 家怡さん(文学部国際文化学科)「離陸の瞬間」
優秀賞:李 楽簡さん(留学生別科)「久留米で見つけた小さなやさしさ」
優秀賞:袁 浩鑫さん(留学生別科)「愛とは」
努力賞:王 小雨さん(留学生別科)「私の秋の色」
努力賞:SHRESTHA SUSMAさん(留学生別科)「日本に来て驚いたこと」
努力賞:曾 靖一さん(文学部国際文化学科)「私と日本語」


スピーチ大会終了後は、軽食を交えた交流会を実施し、出場者や審査員、聴衆した学生らが食事をして互いの国について理解を深めました。