学生生活・就職のTOPICS 留学生が「ふれあい餅つき大会」に参加し、日本の伝統文化を体験
12月16日、久留米市御井町の府中公民館で第22回「ふれあい餅つき大会」が開催され、御井小学校の3年生や地域の方々、本学の留学生など約100名が参加しました。この行事は、御井小学校3年生を対象に地域の方々の協力を得て行われる伝承教育の一環として、長年にわたり親しまれています。本学の交換留学生や留学生別科の学生も20年以上前から招待され、日本の伝統文化に触れる貴重な場となっています。
当日、杵つきに初めて挑戦する留学生が多く、最初はぎこちない動きでしたが、児童や地域の方々と声を掛け合いながら、次第に息の合った動きで杵を振るう姿が印象的でした。また、地域の方の指導のもと、あんこを丁寧に包み込むなど、餅づくりの工程一つひとつを体験しました。
完成した餅は、あんこをはじめ、きなこや大根おろしと醤油など複数の味付けが用意され、留学生たちはそれぞれの好みに応じて味わいながら、日本ならではの食文化への理解を深めていました。
参加した留学生からは「自分の国にない文化を体験することができてよかった」「餅をついたり、こねたりするのが楽しかった」「あんこのお餅がおいしかった」といった声があり、児童や地域の方々との交流を通じ、世代や国籍を超えた交流の機会となりました。
御井校区の皆さま、今年もご招待いただき、誠にありがとうございました。