学生生活・就職のTOPICS 建陽大学と合同で短期留学プログラムを実施
本学と建陽大学(韓国)は2009年に学術交流協定を締結して以来、約16年にわたり、留学やクリニカルクラークシップなど、幅広い分野において連携を深めてきました。
その連携事業の一つとして、本学医学部看護学科と建陽大学看護学科との間で、短期留学プログラムを毎年実施しています。本プログラムでは、両大学の学生が交互に相手校を訪問し、現地の学生とともに3日間の短期研修プログラムに参加することで、異文化理解の促進とグローバルな視野を獲得することを目的としています。
今年は建陽大学の看護学科から5名、救急救助学科から5名合計10名の学生が来日し、久留米大学を会場に本学の学生12名と主体的な交流を通してプログラムが実施されました。
1日目(久留米大学の紹介、建陽大学の紹介・文化体験〈韓国・日本〉)
最初に、お互いの大学について紹介した後、お互いの国の文化や住んでいる街、大学生活を紹介したあと、実際に日本の伝統的な遊びである福笑い、折り紙をしました。
2日目(日本と韓国の健康問題)
日本と韓国がそれぞれ抱える健康問題について意見を出し合い、国の医療制度や医療に対する考え方の違いについて、なぜそのような違いが生じているのかを議論しました。学生たちは互いの国の現状や課題への理解を深めるとともに、多様な視点から医療を捉える貴重な学びの機会となりました。
3日目(研修発表&修了式)
研修を通して学んだことを各班でまとめて発表しました。
研修開始当初は、気恥ずかしさや照れからお互いに遠慮しがちな様子もありましたが、研修を重ねる中で徐々に打ち解け、発表の中の混ぜられた冗談に反応して笑う姿が見られるなど、関係性が深まり、前向きな変化が感じられました。
参加した学生のコメント
看護学科 LEE JEONGHYEONさん
こんにちは。今度短期研修に参加した韓国看護学科学生代表イジョンヒョンです。まず、私たちを暖かく迎えてくださった先生方、そしていつも明るい笑顔で共にいてくださった学生の皆さんに心から感謝の挨拶を申し上げます。 初めて福岡に着いたときのときめきとちょっとした緊張感が、みなさんの親切さのおかげですぐに温かい思い出に変わりました。
今回の研修で有意義な時間のひとつは、日本の病院施設を直接見学したことでした。 韓国と日本の医療システムの違いを実際に見て、多くのことを学びました。 患者に配慮する細やかな施設配置と効率的な運営方式を見て、これから私がどんな看護師になるべきか深く悩むことができる大切な刺激になりました。
また、勉強だけでなく、皆さんと一緒に過ごした楽しい時間も忘れられないでしょう。 両国の伝統の遊びをお互いに教え合いながらお互いの文化を理解することができたし、特に日本のお正月にするフクワライをしながらたくさん笑うことができました。 韓国で流行するゲームを一緒に学びながら騒いでいた時間は、国境を越えて私たちが一つだということを感じさせてくれました。短い時間でしたが、ここで見て感じたことは、これから私たちが看護学を勉強する上で大きな土台になると思います。 私たちの縁がここで終わりではなく、これからも良い仲間であり友人でいられることを願っています。最後に、貴重な機会を与えて下さり、また暖かく歓待して下さってありがとうございます。
応急救護学科 KANG HOGYEONGさん
久留米大学の学生の皆さんと初めてお会いしたときは、お互いに慣れない中で、少し気まずく、簡単ではない時間になるのではないかと感じていました。しかし、久留米大学の学生の皆さんが先に声をかけてくださり、私たちに歩み寄ってくれたおかげで、思っていたよりも早く緊張がほぐれました。そのおかげで、研修期間をより楽しく、そして意義のある時間として過ごすことができました。
数ある活動の中でも、特に印象に残っているのは久留米大学病院の見学です。単に病院の施設を見学するだけでなく、韓国と日本の医療システムの違いを直接比較しながら学ぶことができ、とても貴重な経験となりました。特に、日本の救急外来における重症度分類の体制や、日韓両国における救急救命士の役割の違いについて知ることができた点が印象的でした。これにより、救急医療体制への理解をより一層深めることができました。また、現場で感じた医療従事者の強い責任感と真摯な姿勢は、自分の専攻に対する意識を改めて見つめ直すきっかけとなり、将来の進路についても深く考える大切な時間となりました。
今回の研修は、単なる海外研修ではなく、異なる環境で学んできた韓国と日本が調和しながら、共に成長できることを実感できた時間でした。短い出会いではありましたが、心に長く残るご縁となり、いつかまた再会して、ゆっくりと話をしたいと思えるほど、深い感謝の気持ちでいっぱいです。温かく迎えてくださり、多くの学びを与えてくださった久留米大学の学生の皆さん、そして先生方に、心より感謝申し上げます。