学部・大学院のTOPICS 【法学部】第一線で活躍する報道関係者から学ぶ「アドバンスト・メディア講座」がスタート

法学部の前田俊文教授が担当する国際政治特殊講義(アドバンスト・メディア講座)の後期授業が、9月30日にスタートしました。本講座は、マスメディアの最前線で活躍する現役記者やアナウンサーなどを講師に迎え、放送の仕組みや制作の舞台裏を学びながら、情報を正しく理解し発信する力を身につけることも目的としたものです。2022年度に開講して以来、今年で4年目を迎えました。文系学部横断型の授業で、法学部以外には文学部情報社会学科の学生が受講しています。
10月5日には、RKB毎日放送の報道番組「サンデーウォッチ」の制作現場を学生たちが見学しました。スタジオの緊張感ある空気の中で、番組が生放送される様子を間近に体感し、番組スタッフやキャスターから制作の裏側や放送の使命について話を聞きました。この見学の模様は、同番組内でも紹介されました。


受講する学生の中にはテレビ局への就職を志望する学生も多く、過去には本講座の履修をきっかけにメディア関連企業に内定した学生もいます。参加した学生は、「テレビを見ているだけでは知ることのできない、関わっている方の思い、裏側を知ることができて、とても貴重な体験となった」(法学部3年 竹下柊音さん)、「アナウンサーのプロ意識がものすごく高いと伝わった。スタッフの方々は放送中も指示を出したりして、みなさんで番組を作っているんだと改めて思った」(文学部2年 酒井楓さん)と見学を振り返り話しました。
今後も講座では、テレビ・ラジオ各局の報道、制作、アナウンス、編成など、幅広い分野から講師を招き、放送の魅力と社会的役割について学びを深めていく予定です。
講義予定(講師)
- 放送のこれから(RKBメディアイノベーションセンター)
- ドキュメンタリー(RKB報道局解説委員長)
- 民放の役割(RKB報道局長)
- ラジオの世界(RKBオーディオコンテンツセンター部長)
- ニュース報道(KBC 解説委員長)
- 放送と地域(KBC 地域プロデュース本部長)
- スポーツ報道(TVQ 上級解説委員)
- 番組制作の現場(TNC 編成制作局長)
- キャスターとは(KBC キャスター)
- アナウンサー(TVQ 元アナウンサー)
- タレントの仕事(放送タレント)
- 番組編成(NHK編成センター長)
- 公共放送の使命(NHK 福岡放送局長)
- 総合メディア(RKBメディアイノベーションセンター)