研究・産学官連携の研究TOPICS 薬剤部 片山早樹子さんが日本エイズ学会で優秀演題賞を受賞

薬剤部 片山早樹子さんが日本エイズ学会で優秀演題賞を受賞

大学病院薬剤部の片山早樹子さんが、2024年11月28日から30日にかけて東京で開催された第38回日本エイズ学会学術集会・総会において優秀演題賞を受賞しました。

日本エイズ学会(Japanese Society for AIDS Research, JASR)は、日本におけるHIV/AIDSに関する研究、教育、そして支援活動を目的とした学術団体です。HIV/AIDSの発症メカニズム、治療法、予防策などの科学的研究を推進し、HIV/AIDSに関する知識の普及や啓発活動を通じて社会貢献を行っています。

同じく学会に参加したHIVチームのメンバーと
同じく学会に参加したHIVチームのメンバーと
発表の様子
発表の様子

片山さんは一般演題にて「抗HIV薬の服薬忘れ因子の検討」という演題でポスター発表を行い、臨床部門にて優秀演題賞を受賞されています。

片山さんのコメント

「HIV感染症の治療成功のためには抗HIV薬の良好な服薬アドヒアランス維持が重要となっています。今回の研究で、服薬忘れには精神面が最も影響していることが明らかになりました。今後はこの結果を重視しながら、これからの服薬指導に役立てていきたいと考えています。これからもHIVチーム一同で患者様により良い医療の提供を目指していきます。ご指導いただきました富永教授始めHIVチームの皆様、バイオ統計センターの室谷先生・五百路先生、樋口薬剤副部長に感謝申し上げます」

研究TOPICS

TOPICS:薬剤部 片山早樹子さんが日本エイズ学会で優秀演題賞を受賞