地域貢献のTOPICS 学生・OGが高齢者向け健康ストレッチング教室を実施

学生・OGが高齢者向け健康ストレッチング教室を実施

8月16日、小郡市文化会館にて「若返り健康ストレッチング教室」が開かれました。本学が包括連携協定を結ぶ小郡市で高齢者の健康増進に取り組みます。主体となるのは17年に開設した新学部人間健康学部スポーツ医科学科。同学部は心身の健康に関する研究・教育という今日的要請を受けて生まれた経緯があり、本教室には同学部OGのアスレチックトレーナー(AT)をはじめスポーツ医科学科専任教員、健康運動指導士やATを目指す学生が参加します。

高齢化社会を迎え、住民の健康寿命をいかに延ばすかが自治体の大きな課題になっています。高齢者の健康維持、若返りは地域の活力アップにつながるだけでなく、自治体財政を圧迫する社会保障費の抑制にもつながります。人間健康学部では昨年より久留米市、野中生涯学習センターで「転倒防止につながるストレッチング教室」を開催してきた経験をブラッシュアップ。さらに内容充実を図っています。吉田典子学部長は冒頭で「老化は避けることはできないものですが、ご高齢の方もトレーニングによる体力向上は可能です。歳を取ることによる体力低下を少しでも遅らせることができるように、日常生活の中で実施できる運動習慣を身につけていただきたいと考えています。」と挨拶しました。

ATの正木 愛奈花さん(OG)
ATの正木 愛奈花さん(OG)
原 賢二 准教授
原 賢二 准教授

この日、講師を務めたのは人間健康学部スポーツ医科学科を今年3月に卒業した正木愛奈花さん。正木さんは、「参加者の方々の健康意識の高さを感じ、今後少しでもお役に立てる情報の発信やお手伝いができればと強い思いが深まりました」と話してくれました。

教室は計8回で構成されており今回が第1回目。10月~12月に開かれる健康教室受講者も募集中です。

足の可動域の計測
足の可動域の計測
コミュニケーションも大事です
コミュニケーションも大事です
ビデオ収録をする学生
ビデオ収録をする学生
デモンストレーションをする学生
デモンストレーションをする学生
足の可動域の計測
足の可動域の計測