地域貢献のTOPICS 「みんなで目指す健康寿命UP!〜ゆるっとマイペースで〜」がスタート
11月14日、旭町キャンパス医学部総合グラウンド及び筑水会館において「ストレッチング教室」が開講しました。この教室は本学が実施しているSDGs推進プロジェクトの一環で、地域の方の健康づくりの一助になればと人間健康学部スポーツ医科学科の協力により開催されています。
介護認定のない65歳以上を対象とした講座で、ストレッチにより筋肉や靭帯(骨と筋肉をつなぐ組織)の柔軟性を高めることで関節の可動域を広げ、健康寿命を縮める原因の1つと言われている転倒や骨折を防ぎ健康寿命の延伸に繋げようというものです。全4回で構成されており、25名の方にお申込みをいただきました。
教室では、運動や健康維持についての知識を身に付ける講座、身体測定、ストレッチングの実習などが行われ、本学人間健康学部スポーツ医科学科卒業生で健康運動指導士の正木愛奈花氏が参加者の指導を行います。本学人間健康学部スポーツ医科学科で健康運動指導士を目指す学生も教室の運営をサポートしています。
第1回講座の講師を務めたのは、ストレッチの指導を担当する正木 愛奈花さんです。リラクゼーションセラピストとして活動しながら、地域の方の健康促進活動に積極的に携わられており、明るく分かりやすいレッスンが好評です。久留米市や小郡市で開催されたストレッチング教室でも講師を務めました。
教室の前半は、健康寿命・ストレッチの基礎知識などをスライドで伝え、運動前後に必要な脈拍チェックの方法についてのレクチャー、スマートフォンを利用した姿勢のチェックなどを実施。その後は後半の実習に向け、呼吸を意識しながらのストレッチングを実践し、徐々に体を動かしていきました。
教室の後半は会場をグラウンドに移し、姿勢を意識した6分間歩行とその成果の計測を行いました。
正木さんは、「これをきっかけに楽しみながら自身のからだのことやストレッチに興味を持ってもらえれば」と教室への思いを語りました。
参加者からは、「自分の体が思っていたよりも動かなかったので、今日習ったストレッチを家でも続けていきたい」「グループやペアで楽しく体を動かせたので、周りの人と交流できて良い刺激になった」といった声が聞かれました。
本学では今後も地域に暮らす子どもたちからお年寄りの方まで、幅広い年齢層に向けたイベントや講演会などを企画・運営していく予定です。
久留米大学SDGs推進プロジェクトとは?
久留米市に根ざした大学として「地域への貢献」という基本理念の下、グラウンド他施設を、学生利用のみならず、久留米市や周辺地域の方々のスポーツ活動の場・健康づくりの場となる企画を通じて元気なまちづくりに貢献すること、SDGs「持続可能な開発目標」の達成に貢献することを目的とするものです。
このプロジェクトは、取り組みにご賛同をいただいた、多くの企業・団体の皆さまからのご支援に支えられています。これからも地元企業や団体様と共にさらなる地域の活性化を目指し、取り組みを進めてまいります。