地域貢献のTOPICS 4高等教育機関が連携しイベント開催「サイエンスモール in くるめ2023」

4高等教育機関が連携しイベント開催「サイエンスモール in くるめ2023」

12月16日(土)、福岡県立青少年科学館で「サイエンスモール in くるめ2023」が開催されました。

これは本学が加盟している高等教育コンソーシアム久留米が、小中学生を対象に、実験や工作などの体験を通じて、子どもたちに科学の楽しさを知ってもらおうというイベントです。2016年に初開催され昨年度(2023年2月実施)は過去最高の来場者数を記録し、地域の方に愛されるイベントとなっています。

企画はコンソーシアムに加盟する久留米市内の4高等教育機関(久留米大学、久留米工業大学、聖マリア学院大学、久留米工業高等専門学校)に在籍する学生が連携して実施。学生たちは、会場内にそれぞれの得意分野を生かしたブースを設置し、参加する子どもたちに学びの魅力を伝えました。

会場の様子
会場の様子
体験ブースの様子、人形を抱くこども
ラジコンカーを操縦する子ども

今回、本学からは2024年4月新設の医学部医療検査学科の前身である臨床検査専門学校の教員と学生が参加。「顕微鏡の魔法とミクロの発見」と題し、ゲームで身体の仕組みを学ぶ体験コーナーや、染色液の色調変化観察コーナー、顕微鏡を使って肉眼では見ることができない身体の細胞を観察するワークショップを開催しました。

免疫の仕組みを学ぶゲームコーナー
免疫の仕組みを学ぶゲームコーナー
小さな子どもたちにも大人気
小さな子どもたちにも大人気
顕微鏡で植物や自分の皮膚の組織を観察
顕微鏡で植物や自分の皮膚の組織を観察
学生たちが優しくサポート
学生たちが優しくサポート
みんな真剣です
みんな真剣です
子どもたちも白衣を着て体験しました
子どもたちも白衣を着て体験しました
臓器の役割をかるたで学ぶコーナー
臓器の役割をかるたで学ぶコーナー
かるたは学生たちの手作りです
かるたは学生たちの手作りです
染色液の色調変化を観察
染色液の色調変化を観察
色の変化にワクワク
色の変化にワクワク

参加した子どもたちからは「(顕微鏡の体験は)はじめは難しかったけど、見えてうれしかった」「色が変わるのがふしぎでおもしろかった」「久留米大学に行きたいと思った」「知らなかったことを知れて面白かった」などの感想が聞かれました。

見守った保護者からは「学生が親切丁寧に教えてくれたので子どもが喜んでいた」「久留米の大学について知れてよかった」「どのブースもよく考えられていて楽しかった」などの感想が聞かれました。

20231219
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高等教育コンソーシアム久留米とは

高等教育コンソーシアム久留米は、久留米地域の4つの高等教育機関が連携し、久留米地域の総合大学としての機能を果たす“総合的な知の拠点”づくりを進め、それぞれの教育・学術研究の水準を高めながら共有する「知」を地域社会に還元し、地域を担う人材育成を図るとともに地域の活性化に貢献することを目的として活動しています。

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