地域貢献のTOPICS 能登半島地震による被災地へ病院職員を派遣しました

能登半島地震による被災地へ病院職員を派遣しました

1月1日に発生した能登半島地震により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

久留米大学は、石川県および福岡県医師会からの要請に基づき、災害派遣医療チーム(DMAT)・日本医師会災害医療チーム(JMAT)として久留米大学病院および久留米大学医療センターの職員を被災地へ派遣しました。

最も早く現地に派遣されたのは高度救命救急センターの鍋田雅和医師です。DMAT資格を有する鍋田医師は医療チームの指揮や調整を行うDMATロジスティックチームとして1月4日に現地に向けて出発。石川県庁で、けが人などの陸路での搬送が困難な地域でヘリコプターによる搬送を行うための全体調整などの業務に従事しました。その後も要請に応じ、1月中に合計6名の職員がDMATとして現地で活動を行いました。

石川県庁での活動の様子(写真左手前が鍋田医師)
石川県庁での活動の様子(写真左手前が鍋田医師)
全国から集まったカウンターパートと
全国から集まったカウンターパートと

2月に入ってからは被災地の医療を中長期的に支援するJMATを現地に派遣しています。1月31日には久留米大学医療センターにて派遣される職員の壮行会が開催され約40名の職員が参加しました。派遣者を代表しプライマリ・地域医療ヘルスケアセンターの内藤美智子医師は「現地の方々に寄り添い、ニーズに応えられるような支援ができたら」と決意を述べました。

医療センターで開催された壮行会には約40名の教職員が参加
医療センターで開催された壮行会には約40名の教職員が参加
派遣を前に決意を述べる内藤医師
派遣を前に決意を述べる内藤医師
激励の言葉をかける恵紙医療センター病院長
激励の言葉をかける恵紙医療センター病院長
派遣される職員を見送る同僚たち
派遣される職員を見送る同僚たち

派遣された職員

【DMAT】

大学病院高度救命救急センター 医師 山下 典雄

大学病院高度救命救急センター 医師 鍋田 雅和

感染制御部 医師 坂本 透

大学病院高度救命救急センター看護部 看護師 樺嶋 晋一郎

大学病院新生児病棟 看護師 白子 知絵

大学病院リハビリテーション部 理学療法士 神谷 俊次


【JMAT】

久留米大学内科学(心臓・血管) 医師 野原 正一郎

大学病院医療安全管理部 看護師 合原 則隆

大学病院薬剤部 薬剤師 藤丸 亮

大学病院高度救命救急センター 医師 平湯 恒久

大学病院高度救命救急センター看護部 看護師 真子 敬史

大学病院東棟12階病棟 看護師 西村 篤 

大学病院画像診断センター 放射線技師 中村 忍

医療センタープライマリ・地域医療ヘルスケアセンター 医師 内藤 美智子

医療センター医療安全・感染対策室 看護師 江﨑 祐子

医療センター外来 看護師 小島 由起子

医療センター3階東 看護師 橋山 稚菜

※トップの写真はJMATとして派遣された医療センタースタッフです