地域貢献のTOPICS 久留米市産米推進協議会より寄贈されたお米を「100円夕食弁当」にて学生に提供

久留米市産米推進協議会より久留米市産米204kgの寄贈
このたび、久留米市産米推進協議会より「久留米市産のお米を大学生に知って、食べてもらいたい」とのお話をいただき、学内で検討した結果「100円夕食弁当」にて活用させていただくこととなりました。
1月19日の贈呈式において、久留米市産米推進協議会事務局長の樋之口靖様(写真左)から本学の木藤恒夫学生部長(写真右)に久留米市産米204kgの目録が贈呈されました。

本学御井キャンパスでは、新型コロナウイルス感染症の影響により仕送りやアルバイト収入が減少し経済的に困窮している一人暮らしの学生への支援を目的として、2020年11月より「100円夕食弁当」の提供を実施しており、1月末まで予定されている日替わりメニューで久留米市産米を活用させていただいています。
「環境科学II(食と農からみた環境)」の受講者に久留米市産米を配布
今回の「100円弁当」への久留米市産米寄贈は久留米市産米推進協議会と経済学部の冨吉満之准教授の繋がりにより実現しました。
冨吉准教授は担当科目である「環境科学II(食と農からみた環境)」の中で、日本の農業の課題として、需要の低迷によりコメが余っている状況を示しました。そのような中、久留米市産米推進協議会においても新型コロナウイルス感染症の影響により農業まつりなどのイベントが軒並み中止され久留米市産米を活用する機会がなくなっており、今回の寄贈を久留米市産米の新たなPR方法として、学生に久留米市産米を味わっていただく機会になればとの思いからご協力いただいています。
「環境科学II(食と農からみた環境)」は、食卓の向こう側に広がる世界、特に食や農業と環境問題との関係性に焦点を当てて学び、日常生活における「知る力」「思考する力」「行動する力」を身に付けることを目的として、文学部・人間健康学部・法学部・経済学部・商学部の学生を対象に開講している教養科目です。
冨吉准教授は同科目の受講者にも寄贈された久留米市産米を配布し、「おにぎり」または「おコメを使った料理」の調理画像の提出を課しています。受講者からは工夫を凝らしたさまざまな調理画像(以下は受講者投票による受賞作品)が提出され、地元の農産物を直接手に取り、口にするという貴重な体験となりました。
