地域貢献のTOPICS 子育て支援講座「どう向き合う⁉こどもの食物アレルギー」を開催
本学では、地域の皆さまの子育て支援の場としてつどいの広場「えみくる」を地域連携施設「つながるめ」の 4 階に開室しています。
この施設には、保育や子育て経験者のスタッフが滞在し、おおむね3歳までのお子様とそのご家族がゆっくり遊んですごせる場所となっており、親子で一緒に遊んだり、親同士でおしゃべりをしたり、子育てについての相談もお受けしています。
そのつどいの広場「えみくる」がある「つながるめ」で、人間健康学部総合子ども学科の教員などによる「子育て支援講座(全12回)」を開催しており、6月8日に第2回目の講座が行われました。
今回は、佐賀整肢学園こども発達医療センターの管理栄養士である下平翔太氏を講師に迎え「どう向き合う⁉こどもの食物アレルギー」と題した講座が行われ、家庭や保育園での子どもの食物アレルギーへの対応についてお話しいただきました。下平氏は「アレルギーのある食品を別の食品に置き換えることで食の幅が広がります。正しい診断に基づいた必要最低限の原因食物除去とし、子どもたちに楽しんで食べてもらうことがとても大切です」と話されました。
また今回は、講座終了後に講師と小児科医による個別相談会が行われ、生活の中での子どものアレルギーとの付き合い方、心配事や困り事について参加者からの相談に応じました。
参加者からは「保育園で管理栄養士をしている。SNSの間違った情報を信じてしまう保護者の方への対応について参考になった。これからの仕事につなげたい」「子どもの離乳食を始めたばかり。アレルギーがあるわけではないが、今後どのようなことに気をつけたらいいかを知ることができてよかった」「保育園で管理栄養士をしているが、最新の情報を知りたいと思って参加した。災害時の備えについてなど情報のアップデートができたので、職場の同僚と共有したい」などの感想がありました。
講座時間帯の託児では、0歳から4歳までのお子さんの利用があり、保育士や幼稚園教諭を目指す総合子ども学科の学生が抱っこや遊びを通して関わりました。スタッフの助言や指導のもと、実践的な学びの機会となりました。
今後もさまざまなテーマで講座を展開していく予定です。どなたでもお気軽に無料でご参加いただけますので、関心のある方は、是非ご参加ください。
次回 第3回「子育て支援講座」について(6/28開催)
現在、6月28日(金)10:30~11:30開催の第3回講座「親子で楽しむふれあい遊び1」の申込を受け付けています。NPO法人福岡市レクリエーション協会常務理事の原田弘美氏による講座です。ご参加お待ちしております。
第3回子育て支援講座申込先:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdgWOQYMe9d3gMu7sIbC-Z4ONZvi9Pl2PKrf7xpzgvucMSN9g/viewform