地域貢献のTOPICS 朝倉市の「ステップ運動教室」で地域住民の健康づくりをサポート

朝倉市の「ステップ運動教室」で地域住民の健康づくりをサポート

本学では、2023年12月に朝倉市と包括的な連携協定を締結し、さまざまな取り組みを支援しています。その朝倉市が主催する市民参加型の「ステップ運動教室」において、地域住民の健康促進を目的とした人間健康学部スポーツ医科学科コーディネートによる運動指導講座を実施しました。この教室は、朝倉市内の23か所で開催されている取り組みで、8月から全5回にわたり、把木地区のクラスで行われました。

運動指導を担当したのは、本学経済学部を卒業した健康運動指導士で、日本スポーツ協会アスレティックトレーナーの資格を持つ梯誠剛さんです。梯さんは総合病院での勤務経験やフィットネスジムのチーフトレーナーとしての実績を持ち、現在は地域住民やトップアスリートに向けた運動指導を行っています。

さらに、スポーツ医科学科の学生たちが補助として参加し、実践的な学びを深める場にもなりました。

「ステップ運動教室」
「ステップ運動教室」
音楽をかけて、ステップ運動
音楽をかけて、ステップ運動

教室では、第1回と最終回に体力測定や体組成測定を実施しました。

参加者は自分の健康状態や運動の効果を数値で確認でき、運動習慣を意識的に身につけるきっかけとなりました。

片足立ちテスト
片足立ちテスト
長座体前屈テスト
長座体前屈テスト
TUGテスト
TUGテスト
体組成測定
体組成測定

参加者からは、「毎回来るのが楽しみでした」「筋力測定などはなかなかやる機会がないので、今回数値で見られてよかった」といった声が寄せられました。20名以上の参加者が、健康的なライフスタイルの第一歩を踏み出すきっかけを得た場となりました。

この取り組みは、地域住民のヘルスリテラシー(健康や医療に関する正しい情報を理解し活用する能力)の向上を目指し、運動を生活の一部として取り入れることを支援するものです。

本学は、これからも地域の健康づくりや住民の暮らしを支える活動を続けていきます。