地域貢献のTOPICS 附設生徒が創るカッパ世界! 石橋文化センター アートフェスティバル2025に参加
久留米大学附設高等学校・中学校の生徒たちが、10月25日(土)から石橋文化センターで開催中の「石橋文化センター アートフェスティバル2025」に参加し、個性豊かなアート作品を展示しています。
「カッパ世界のダイバーシティ」を表現
石橋文化センターが取り組むアートプロジェクトの一環として、附設の有志生徒が中心となり、「カッパ世界のダイバーシティ」をテーマに作品を制作しました。
このプロジェクトは、3年前のアートフェスティバルでライトアップ作品を制作した当時の生徒(現高校2年生)がコアメンバーとなり、久留米にゆかりのある「カッパ」をモチーフに、大きさや素材も様々な表現に挑戦しました。
制作にあたっては、附設卒業生でクリエイティブ集団 anno lab(あのラボ)メンバーの田中喜作氏と、巨大立体造形制作の指導経験豊富な小川進氏(附設高20回生)が、クリエーションのサポートとスペシャルアドバイザーとして指導にあたりました。
巨大造形から授業作品まで、多様なカッパたち
展示作品は、コアメンバーによる迫力ある巨大立体造形作品や小型立体造形作品に加え、芸術選択の授業で制作された多様な作品群で構成されています。
- 美術工芸(中1~中3): 張り子の技法を用いたモビール作品
- 映像メディア表現(中3): モデリング出力による置型作品
- 絵画(中3): カラーアクリルパネルを積層した平面積層作品
生徒たちのコメント
生徒たちは、「先人たちの豊かな感性と知性から生まれ、この土地で育まれてきたカッパをテーマに制作した。制作のプロセスそのものがお互いの多様性を認め合う経験となった」と語っています。また、「短期間での制作で大変だったけど、一緒に作業するのは楽しかった。実際に園内に展示された作品を見て、感動した」という声や、「はじめに石橋文化センター内を歩きながら、カッパについて自由に思いを巡らすブレインストーミングの作業が面白かった」といった、制作過程の楽しさや発見を伝えるコメントが寄せられています。
イベント概要
生徒たちが多様な視点で捉えた「カッパ」を探しながら、自然とアートに包まれた石橋文化センターをぜひお楽しみください。
イベント名 石橋文化センター アートフェスティバル2025
開催期間 2025年10月25日(土)~11月16日(日)
開園時間 10:00~17:00
休館日 月曜(祝日・振替休日の場合は開館)
場所 石橋文化センター園内(久留米市野中町1015)
入園料 無料