学生生活・就職のTOPICS 陸上部OBの笠木肇さんがスカイランニングアジア選手権で準優勝
12月2日に香港で開催された2023スカイランニングアジア選手権(2023 Skyrunning Asian Championships)に本学卒業生の笠木肇さん(法学部国際政治学科2020年卒業)が日本代表として出場し準優勝しました。
スカイランニングは、山岳地帯や山脈の厳しい地形を走るランニングの一形態です。この競技は、自然の中でのトレイルランニングや登山の要素を含みながら、競技者が高い山や起伏の激しい地形を通過することを特徴としています。
笠木さんが出場したのは、中距離のSKY(スカイ)という部門で 中距離のレースです。今回の大会では、高低差1922m、全27キロのコースを駆け抜けました。
笠木さんは、東福岡高校を卒業後、2016年に大学に入学。在学中は陸上部に所属し、長距離ランナーとして練習に励んでいました。卒業後にトレイルを走り始め、2022年の霧島えびのエクストリーム33kで3位、2023年はハセツネ30kで5位、FunTrails Round 皆野50kで優勝、全日本スカイランニング選手権・スカイで準優勝という成績を収め注目を集めました。
現在、2024年にスペインのソリアで開催される世界選手権への出場が内定しています。
陸上競技部コーチのコメント
学生時代から起伏があるコースを得意とし、高良山でトレーニングを重ねてきました。記録が伸び悩む時期もありましたが、努力を惜しまない姿勢でチームの大黒柱に成長しました。卒業時に贈った『走れる環境がある限り、挑戦を続けること』を信念に、日本代表としての輝かしい活躍に心から喜びと誇りを感じています。今後も更なる飛躍を期待しています。
村上 郁磨(研究推進戦略センター)
世界を舞台に活躍する卒業生へ、皆さまの応援をよろしくお願いいたします。