学生生活・就職のTOPICS 小児科病棟で学生たちがクリスマスコンサートを開催
12月24日、久留米大学病院の小児科病棟でクリスマスコンサートが開催されました。
演奏を担当したのは、本学御井キャンパスの学生たちによる「のだめ弦楽合奏団」。この合奏団の名称である「のだめ」は、「人の心の野の為に=野為(のだめ)」を由来とし、音楽を通して人間形成を目指すという理念を掲げています。秋本耕二教授(経済学部経済学科)の指導の下、合奏を通じてメンバー同士が音楽家族となることを目標とし、これまでにも、小児科院内学級での楽器指導や演奏、小学校の学童保育での楽器指導、介護施設でのボランティア演奏など、幅広い活動を展開しています。
このイベントは毎年この時期になると開催されていたものの、コロナ禍により中止を余儀なくされていました。今回は2018年以来、6年ぶりの開催となります。
当日のコンサートでは、メンバーによる曲の演奏や、見に来てくれた子どもたちに太鼓やバイオリンなどの楽器で即興で演奏するなど、いっしょに楽しむことができました。
最後にはクリスマスソングが演奏され、学生がプレゼントを渡し、素敵なクリスマスとなりました。
参加した子どもたちからは、「とても楽しかった」「ヴァイオリンを演奏する事ができてよかった」といった感想が寄せられ、のだめ弦合奏団部長の原田詩(うた)さんからは「子どもたちや保護者の方々にとって楽しく落ち着いた時間を過ごしてもらえたらという思いで演奏しました。喜んでもらえてよかったと思う」とコメントを残しました。