学生生活・就職のTOPICS 「オマーンを知る一日」開催(オマーン大使を迎え、連携協定締結のジャミール商事と)

11月5日、久留米大学御井キャンパス「つながるめ」において、同日連携協定を締結したジャミール商事株式会社と本学の共催により、一般の方にオマーンのことを知っていただくイベント「オマーンを知る一日」を開催しました。
イベントは、在日オマーン・スルタン国大使館モハメッド・アル・ブサイディ大使による講演と、睡眠の第一人者である内村直尚学長による「オマーンと久留米のかけ橋~眠りと香りの素敵な関係」と題した開会挨拶でスタートし、オマーンと日本の共通文化の一つである「お香」を古くから製造販売されている久留米市の企業 株式会社天年堂による「お香づくりのワークショップ」などを行い、多くの参加者で賑わいました。


ワークショップの他にも法学部古賀幸久特任教授による「世界とつながるオマーン」の講演や久留米大学文学部国際文化学科4年生の和泉美香さんによる研究成果「香道の歴史」についてのプレゼンテーションなどを行いオマーンやお香の文化について紹介、イベントの締めくくりとして、ジャミール商事株式会社の榎並滋喜社長にクロージングスピーチを行っていただきました。




今年、日本とオマーンの外交関係が樹立して50年となる節目の年を迎えました。外務省では、日・オマーン外交関係樹立50周年事業を認定しており、その一環として中東を中心に事業展開されているジャミール商事株式会社と本学が「産学連携に関する包括的連携協定」を締結したこともあり、本イベントを開催する運びとなりました。イベントでは、中東オマーンの文化の紹介等を行う講演や印香作りのワークショップを行い、中東で生産量が多く栄養価の高い「デーツ」や独特な香りを持つ「アラビックコーヒー」を食していただくなど、一日をとおしてオマーンの文化に触れていただくイベントとしました。




参加者からは「お香作りは初めてで、いい香りに包まれたとても楽しいイベントだった。オマーンのことを知るよい機会となった」という声が聞かれました。
本イベントが、この久留米の地から日本とオマーンをつなぐ架け橋のきっかけとなり、さらに本学とジャミール商事との産学連携の活発化により、本学の研究成果や教育等が中東へ展開されることが期待されます。