学生生活・就職のTOPICS 学生、職員らがモデスト市との姉妹都市締結30周年記念「国際交流フォーラム」に登壇

2024年5月24日に久留米大学御井キャンパスにて、久留米市と米国モデスト市の姉妹都市締結30周年を記念する「国際交流フォーラム」が開催されました。本来は2022年に予定されていたこのイベントは、新型コロナウイルス感染症の影響により延期となっていたものです。フォーラムは久留米市の主催で行われ、学生および一般市民約40名が参加しました。


フォーラムでは、在福岡米国領事館広報担当領事のストレイダー・ペイトン氏、モデスト国際姉妹都市委員会のゲイリー&ミン・ビーバウト氏を含む4組のパネリストが登壇。それぞれの国際交流活動の体験や成果を紹介し、国際交流の意義について議論しました。




久留米大学国際交流サークル「久留米大学パートナーズ」の代表である石原侑樹(法学部2年生)さんと詹 玉瓊さん(法学部2年生)は学生代表のパネリストです。石原さんと詹さんは、サークルの具体的な活動内容を発表し、学生視点からの国際交流の意義について語りました。「国際交流は難しいことではない。相手をよく見て、笑顔でいること。大きな声で話すことが大切」と参加者へメッセージを送りました。
本学学生課(国際交流センター)の職員であり、2010年にジュニア親善大使としてモデスト市に派遣された経験を持つ渕上理紗子さんもパネリストとして登壇しました。渕上さんは、モデスト市での貴重な体験談やその後の国際交流活動を紹介し、若いうちに異文化にふれることの価値や魅力について強調しました。




フォーラム終了後には、モデスト市から来日している代表団13名と一般参加者を交えた交流会が開催されました。参加者たちは、軽食を楽しみながらお互いの文化を紹介しイベントは和やかな雰囲気の中で進行しました。最後には全員新たな友好関係が築かれました。




会の後半には、お互いにプレゼント交換がなされました。モデスト市からはモデスト市のシンボルであるアーモンドの木の写真にお互いの都市名が刻印されたボードが、久留米大学からはズワーレン市長へ久留米市の特産品である久留米絣の扇子を、また代表団の皆さんへ久留米絣のハンカチと大学のロゴが入ったボールペンが贈られました。


フォーラムをふりかえり、渕上さんは「今いる環境から外に出ることで視点も広がると思います。学生たちにも国際交流や留学をぜひ体験してほしいです」と語りました。石原さんは、「今回のフォーラムを通じて、姉妹都市があることの意味やつながりを感じることができました。機会があればモデスト市にも行ってみたいです」と感想を話してくれました。




