学生生活・就職のTOPICS カナダ・アケイディア大学より6名の学生が久留米大学を訪問
10月27日から11月6日まで、御井キャンパスで、協定校であるカナダ・アケイディア大学から6名の学生と2名の引率教員を迎え、「2024 Intensive Course in Japanese Culture at Kurume」プログラムを実施しました。このプログラムでアケイディア大学から久留米大学へ研修生が訪れるのは今回が初めてでした。
10月29日、地域連携センター「つながるめ」で書道と水墨画のクラスが開かれました。書道クラスの講師は学生課職員の中川勝詔さん、水墨画クラスは松師古(松﨑睦生)さんが担当。クラスの始めには、それぞれの講師によるインスタレーションが行われ、参加者は日本文化を感じながら学ぶ機会を得ました。
その後、参加者は「花」「鳥」「風」「月」など象徴的な漢字や「柿の絵」を、墨と筆を使って描きました。スパッタリング技法で色とりどりの絵の具を飛ばしたり、刷毛を使ったぼかし技法を取り入れたりしながら、それぞれの個性を表現した作品作りを楽しんでいました。
研修生のケイレン・ドリントンさんは「講師の先生の卓越した書道の技術には本当に感動させられた。この芸術・文化に触れることができたことに深く感謝している。この経験は一生の宝となった。美しい記念品の制作を手伝ってくれたアシスタントの方々にも感謝の意を表したい」と感想を話してくれました。
研修生たちはこの他にも、プログラムの一環として久留米大学の教員による日本語とビジネスに関する講義、近隣高校への訪問、本学学生との交流、さらに学外での研修にも参加し、実り多い学びと交流の機会を得ることができました。